厚労省若手が改革提言へ チーム結成、働き方や政策
2019年4月26日 (金)配信共同通信社
厚生労働省は25日、省内の働き方改革の実現を目指す若手職員によるチームを結成した。20~30代が中心で、幹部職員になる2040年ごろには高齢者数がピークに近づく一方、働き手が激減する。人口構造の変化を見据え、政策の中長期的な方向性も検討する。今後、提言をまとめる。
事務系の他、医師や看護師の資格を持つ職員など幅広い職種から約30人で構成した。有識者の意見も聞きながら議論を進めていく。
根本匠厚労相はチームのメンバーに対し「若い力で、それぞれの豊かな発想を生かし頑張ってほしい」と激励した。女性職員の一人は「われわれ自身が組織を改革していく。誰のための政策、何のための施策かを深く考えていきたい」と決意を述べた。