ペットボトル容認を検討 東京五輪観客の暑さ対策で
2019年6月28日 (金)配信共同通信社
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、大会時の暑さ対策として、観客に競技会場へのペットボトル飲料の持ち込みを、条件付きで認めることを検討していると明らかにした。組織委によると、液体を使ったテロなどへの警戒から近年の大会では持ち込みは禁止されてきた。東京大会では熱中症対策として観客の水分確保に万全を期すとしている。
引き続き関係組織との協議が必要。関係者によると、持ち込みの条件としては、量を制限したり、安全確保の点から入場時に試飲してもらったりする案が出ている。水筒や日傘の持ち込みについても検討を進める。
大会時には、暑さ対策のグッズ配布などで、スポンサー企業の協力も得る。チケット購入者に対し、会場内の飲料の売店や救護所などの場所を記載したガイドブックを提供する計画もある。ボランティアらスタッフについては、飲料のほか、塩分を含んだあめやアイスクリームなどの提供も検討する。
組織委は今夏の全国高校野球選手権での取り組みを視察する予定。外国人に発信する情報の内容を検討するため、国と連携し、空港などで訪日客にアンケートも行う。
2019年6月28日 (金)配信共同通信社
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、大会時の暑さ対策として、観客に競技会場へのペットボトル飲料の持ち込みを、条件付きで認めることを検討していると明らかにした。組織委によると、液体を使ったテロなどへの警戒から近年の大会では持ち込みは禁止されてきた。東京大会では熱中症対策として観客の水分確保に万全を期すとしている。
引き続き関係組織との協議が必要。関係者によると、持ち込みの条件としては、量を制限したり、安全確保の点から入場時に試飲してもらったりする案が出ている。水筒や日傘の持ち込みについても検討を進める。
大会時には、暑さ対策のグッズ配布などで、スポンサー企業の協力も得る。チケット購入者に対し、会場内の飲料の売店や救護所などの場所を記載したガイドブックを提供する計画もある。ボランティアらスタッフについては、飲料のほか、塩分を含んだあめやアイスクリームなどの提供も検討する。
組織委は今夏の全国高校野球選手権での取り組みを視察する予定。外国人に発信する情報の内容を検討するため、国と連携し、空港などで訪日客にアンケートも行う。