立てこもり現場に医師派遣 愛知県警と愛知医大が協定
2019年7月9日 (火)配信共同通信社
愛知県警と愛知医科大病院(同県長久手市)は9日、人質を取った立てこもり事件など負傷者発生の恐れがある現場に医師らを派遣し、負傷時の応急処置に備える「事件現場医療派遣チーム」(A・IMAT)に関する協定を結んだ。運用は7月17日から。
県警によると、同様のチームは警視庁と千葉、神奈川両県警で運用されており、全国で4例目。
刃物や銃器、爆発物といった凶器を使った立てこもり事件などで、被害者や容疑者、警察官の負傷が考えられる場合に県警が派遣を要請。病院から医師、看護師、救急救命士が3人1チームで駆け付け、負傷者を救急搬送するまでの間、限られた救急隊員しかできない薬剤投与や気管挿管などの応急治療を行い、救命率向上や後遺症の軽減を目指す。
協定を結ぶ医療機関は順次増やすという。
同病院の藤原祥裕(ふじわら・よしひろ)病院長は「警察、消防と連携し、素早い医療行為で救命に努めたい」と話した。
2019年7月9日 (火)配信共同通信社
愛知県警と愛知医科大病院(同県長久手市)は9日、人質を取った立てこもり事件など負傷者発生の恐れがある現場に医師らを派遣し、負傷時の応急処置に備える「事件現場医療派遣チーム」(A・IMAT)に関する協定を結んだ。運用は7月17日から。
県警によると、同様のチームは警視庁と千葉、神奈川両県警で運用されており、全国で4例目。
刃物や銃器、爆発物といった凶器を使った立てこもり事件などで、被害者や容疑者、警察官の負傷が考えられる場合に県警が派遣を要請。病院から医師、看護師、救急救命士が3人1チームで駆け付け、負傷者を救急搬送するまでの間、限られた救急隊員しかできない薬剤投与や気管挿管などの応急治療を行い、救命率向上や後遺症の軽減を目指す。
協定を結ぶ医療機関は順次増やすという。
同病院の藤原祥裕(ふじわら・よしひろ)病院長は「警察、消防と連携し、素早い医療行為で救命に努めたい」と話した。