アニメ会社放火10人死亡か けが多数、意識不明も 41歳男「ガソリンまいた」 京都の制作スタジオ
2019年7月18日 (木)配信共同通信社
18日午前10時35分ごろ、アニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の京都市伏見区桃山町因幡にあるスタジオから「黒煙が上がっている」と、近くの住民から119番があった。建物2階から約10人が横たわった状態で見つかった。死亡しているとみられ、救急搬送しない。ほかに1人の死亡が確認されている。けが人は少なくとも35人に上り、うち10人が重傷。数人が意識不明となっている。3階建ての建物が燃えており、消火活動を進めている。
府警によると、18日午前10時半ごろ、成人の男がスタジオに入ってきて、ガソリンのような液体をまき火を付けた。男は41歳で「ガソリンのような液体をまき、火を付けた」という趣旨の話をし、負傷し市内の病院に搬送されている。府警が放火の疑いで調べている。
京都アニメーションによると、燃えたのはアニメ制作の現場の第1スタジオ。
現場は京阪宇治線六地蔵駅のすぐ北の住宅街。近くに住む高校1年の山口航汰(やまぐち・こうた)さん(16)によると、煙で空が真っ暗になって、徐々に建物の3階の窓から赤い炎が見えたという。「けがをした5、6人がベンチやブルーシートに横たわってぐったりしていた。頭から血を流している女性もいた。近所の人が氷でやけどをした人の手当てをしたり、飲み物を持って行ったりして慌ただしくしていた」と話した。
公式サイトによると、京都アニメーションは1981年創業。宇治市と京都市にスタジオを構える。2000年代には、テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」「らき☆すた」「けいおん!」などが大ヒットした。出版事業や制作スタッフの養成事業にも進出している。
2019年7月18日 (木)配信共同通信社
18日午前10時35分ごろ、アニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の京都市伏見区桃山町因幡にあるスタジオから「黒煙が上がっている」と、近くの住民から119番があった。建物2階から約10人が横たわった状態で見つかった。死亡しているとみられ、救急搬送しない。ほかに1人の死亡が確認されている。けが人は少なくとも35人に上り、うち10人が重傷。数人が意識不明となっている。3階建ての建物が燃えており、消火活動を進めている。
府警によると、18日午前10時半ごろ、成人の男がスタジオに入ってきて、ガソリンのような液体をまき火を付けた。男は41歳で「ガソリンのような液体をまき、火を付けた」という趣旨の話をし、負傷し市内の病院に搬送されている。府警が放火の疑いで調べている。
京都アニメーションによると、燃えたのはアニメ制作の現場の第1スタジオ。
現場は京阪宇治線六地蔵駅のすぐ北の住宅街。近くに住む高校1年の山口航汰(やまぐち・こうた)さん(16)によると、煙で空が真っ暗になって、徐々に建物の3階の窓から赤い炎が見えたという。「けがをした5、6人がベンチやブルーシートに横たわってぐったりしていた。頭から血を流している女性もいた。近所の人が氷でやけどをした人の手当てをしたり、飲み物を持って行ったりして慌ただしくしていた」と話した。
公式サイトによると、京都アニメーションは1981年創業。宇治市と京都市にスタジオを構える。2000年代には、テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」「らき☆すた」「けいおん!」などが大ヒットした。出版事業や制作スタッフの養成事業にも進出している。