心筋虚血や持病の頸椎症も 美智子さま、過去にも入院
2019年8月13日 (火)配信共同通信社
早期の乳がんと診断され、手術を受けられることとなった上皇后美智子さま。近年は心筋虚血や、首や肩、腕などに痛みが出る持病の「頸椎(けいつい)症性神経根症」に悩まされてきた。天皇代替わりを終えた6月には、不整脈が確認されたほか、白内障の手術を受けたばかりだ。
美智子さまは、皇后時代から毎年2回、年明けと夏ごろに定期健診を受けている。持病の頸椎症性神経根症は、頸椎の神経が圧迫され、首や肩、腕などに痛みが出る病気で、慢性的に症状があるわけではないものの、悪化すると公務を休むこともあった。
心筋虚血は、日常生活が不自由になるほどのものではないとされるが、ストレスが要因の可能性が高く、日によって微熱が出ることもあった。6月には血液検査で心不全の診断の指標となる「BNP」値が上昇したため、検査したところ、心臓の弁に異常が見つかり、不整脈を確認。今年に入り、日課である朝の散策後に息が切れる症状が目立つようになっていたという。
過去には、1986年に子宮筋腫と診断され、子宮を摘出した。97年には、疲労のため帯状ヘルペスで緊急入院。2000年には緑内障予防のため、宮内庁病院でレーザー手術を受けたこともあった。
代替わり後は公務から退いて、住まいの皇居・吹上仙洞御所の引っ越し準備や、チャリティーコンサート鑑賞などにも出掛けている。側近らは「今後はいずれも80代と高齢の上皇ご夫妻に、いかに健康に暮らしてもらうかが最大の課題だ」と話している。
2019年8月13日 (火)配信共同通信社
早期の乳がんと診断され、手術を受けられることとなった上皇后美智子さま。近年は心筋虚血や、首や肩、腕などに痛みが出る持病の「頸椎(けいつい)症性神経根症」に悩まされてきた。天皇代替わりを終えた6月には、不整脈が確認されたほか、白内障の手術を受けたばかりだ。
美智子さまは、皇后時代から毎年2回、年明けと夏ごろに定期健診を受けている。持病の頸椎症性神経根症は、頸椎の神経が圧迫され、首や肩、腕などに痛みが出る病気で、慢性的に症状があるわけではないものの、悪化すると公務を休むこともあった。
心筋虚血は、日常生活が不自由になるほどのものではないとされるが、ストレスが要因の可能性が高く、日によって微熱が出ることもあった。6月には血液検査で心不全の診断の指標となる「BNP」値が上昇したため、検査したところ、心臓の弁に異常が見つかり、不整脈を確認。今年に入り、日課である朝の散策後に息が切れる症状が目立つようになっていたという。
過去には、1986年に子宮筋腫と診断され、子宮を摘出した。97年には、疲労のため帯状ヘルペスで緊急入院。2000年には緑内障予防のため、宮内庁病院でレーザー手術を受けたこともあった。
代替わり後は公務から退いて、住まいの皇居・吹上仙洞御所の引っ越し準備や、チャリティーコンサート鑑賞などにも出掛けている。側近らは「今後はいずれも80代と高齢の上皇ご夫妻に、いかに健康に暮らしてもらうかが最大の課題だ」と話している。