中津で薬剤師向けがん化学療法研修
2019年8月16日 (金)配信大分合同新聞
中津市の中津市民病院で3日、薬剤師向けの研修会「中津広域『がん化学療法』学びのすすめ」があった。市内外から30人が参加。薬剤師研修としては珍しい副作用によるアピアランス(外見変化)ケアについて学んだ。
研修会は、同病院が2017年から主催し、3回目。今回は新たな試みとして、看護師や医師がファシリテーター(進行役)として参加し、研修を支援した。
化粧品メーカーと毛髪関連メーカーの担当者が指導。がん治療に伴う肌色の変化や脱毛の対処法を学んだ。医療用とファッション用のウイッグの違いなどを知った。乳がん治療についての知識も深めた。
薬剤科主任薬剤師の上ノ段友里さんは「就労世代のがんは増えている。これまでアピアランスケアは見過ごされてきたが、社会生活をスムーズに送れるよう、いろいろな形で支援をしていきたい」と話した。
2019年8月16日 (金)配信大分合同新聞
中津市の中津市民病院で3日、薬剤師向けの研修会「中津広域『がん化学療法』学びのすすめ」があった。市内外から30人が参加。薬剤師研修としては珍しい副作用によるアピアランス(外見変化)ケアについて学んだ。
研修会は、同病院が2017年から主催し、3回目。今回は新たな試みとして、看護師や医師がファシリテーター(進行役)として参加し、研修を支援した。
化粧品メーカーと毛髪関連メーカーの担当者が指導。がん治療に伴う肌色の変化や脱毛の対処法を学んだ。医療用とファッション用のウイッグの違いなどを知った。乳がん治療についての知識も深めた。
薬剤科主任薬剤師の上ノ段友里さんは「就労世代のがんは増えている。これまでアピアランスケアは見過ごされてきたが、社会生活をスムーズに送れるよう、いろいろな形で支援をしていきたい」と話した。