島根・川本町の加藤病院が精神科新設 月2回、大田から医師
2019年9月18日 (水)配信中国新聞
高齢化に伴う認知症患者の増加に対応するため、島根県川本町の加藤病院は、精神科の診療を始めた。大田圏域で精神医療の拠点となる大田市の石東病院から精神科医師の派遣を受ける。加藤病院も石東病院へ内科医師を派遣。きめ細かなケアにつなげる。
加藤病院は内科と在宅医療を中心としている。精神科は毎月第2、4木曜の午前9時~正午、石東病院の安田英彰院長が来院して診察する。外来に加えて、認知症治療が必要な入院患者も診て、薬の調整などを医師や看護師に助言する。
これまで同町の住民が精神科を受診するには、石東病院や邑南町の公立邑智病院まで行く必要があった。加藤病院の入院患者も80代後半が中心で、認知症の人も増えているという。
一方、加藤病院も今月から毎月第2、4火曜に石東病院へ内科医師を派遣。生活習慣病など体の不調を訴える精神科の入院患者の診療を始めた。
医師の相互派遣は、両病院と公立邑智病院、大田市立病院の4病院による昨年10月に締結した医療機能連携協定に基づき実現した。加藤病院の加藤節司院長は「住民が受けられる医療サービスの選択肢を増やし、今後は看護師や事務職にも人材交流を広げたい」と話している。
2019年9月18日 (水)配信中国新聞
高齢化に伴う認知症患者の増加に対応するため、島根県川本町の加藤病院は、精神科の診療を始めた。大田圏域で精神医療の拠点となる大田市の石東病院から精神科医師の派遣を受ける。加藤病院も石東病院へ内科医師を派遣。きめ細かなケアにつなげる。
加藤病院は内科と在宅医療を中心としている。精神科は毎月第2、4木曜の午前9時~正午、石東病院の安田英彰院長が来院して診察する。外来に加えて、認知症治療が必要な入院患者も診て、薬の調整などを医師や看護師に助言する。
これまで同町の住民が精神科を受診するには、石東病院や邑南町の公立邑智病院まで行く必要があった。加藤病院の入院患者も80代後半が中心で、認知症の人も増えているという。
一方、加藤病院も今月から毎月第2、4火曜に石東病院へ内科医師を派遣。生活習慣病など体の不調を訴える精神科の入院患者の診療を始めた。
医師の相互派遣は、両病院と公立邑智病院、大田市立病院の4病院による昨年10月に締結した医療機能連携協定に基づき実現した。加藤病院の加藤節司院長は「住民が受けられる医療サービスの選択肢を増やし、今後は看護師や事務職にも人材交流を広げたい」と話している。