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機械学習による退院日予測システム、麻生飯塚病院で検証

2019年10月26日 22時05分51秒 | 医療情報
機械学習による退院日予測システム、麻生飯塚病院で検証
2019年10月21日(月)

麻生飯塚病院(福岡県飯塚市)は、機械学習を用いた退院日予測システムの実証実験を始める。都築電気、麻生情報システムが共同開発したシステムを用いて検証を進める。
患者臨床情報と診療行為の情報を含むDPCデータを用いた入院日数予測はこれまでも行われていたが、対象患者個人のデータを参照していないため、予測精度が十分でないという課題があったという。麻生飯塚病院などは2019年4月から共同研究を開始。今回、DPCデータに加えて同病院の急性期患者2年分の匿名加工された個人情報と診療データを組み合わせ、機械学習による分析モデルを利用することで、入院患者の退院日をより高い精度で予測することが可能となったとしている。実際に同病院で使ってみることで、効果や精度、使いやすさなどを検証する。
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麻痺患者がパワード・スーツで歩行に成功、脳波で操作

2019年10月26日 21時52分54秒 | 医療情報
麻痺患者がパワード・スーツで歩行に成功、脳波で操作
2019年10月18日(金)

脳で操作するパワード・スーツにより、麻痺患者が再び歩行することに成功した。研究室内の安全性が確保された環境だが、被験者はほかにも脳に装着した2つのセンサーを使ってパワード・スーツの腕と手を操作した。リヨン在住の被験者ティボーは、4年前に高さ12メートルのバルコニーから転落し、肩から下が麻痺状態となった。
ティボーは、運動を制御する脳の部分に64の電極を含むインプラントを2個埋め込む手術を受けた。これらのインプラントが脳波を読み取り、ソフトウェアがそれを変換して運動の指示を出す。クリナテック(Clinatec)とグルノーブル大学が開発したこのパワード・スーツに関する論文はランセット誌(The Lancet)に掲載されている。
ティボーは、天井からハーネスで吊り下げたパワード・スーツを動かすため、脳の信号を使ってコンピューター・ゲームのアバターを操作する訓練を何カ月も実施した。その結果、パワード・スーツを装着してゆっくりと歩行し、思い通りに停止できるようになった。
将来的に、似たようなテクノロジーによって車椅子患者も脳で考えただけでロボット・スーツを動かせるようになることが期待される。驚くべきブレークスルーだが、実用化されるのはまだ何年も先だ。例えば、研究室の外でもパワード・スーツで歩けるようにするには、スーツが自ら安全にバランスをとる必要がある。
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