桜満開の時
かならず咲くコブシ
今年は花付きが悪い
夏の暑さが影響したかな?
鳥取県は23日、新型コロナウイルスの感染者の発生や急増に備えて、「入院医療トリアージセンター」を医療政策課に設置した。症状に応じて入院か自宅療養かを判断し、入院先を調整する。爆発的な患者急増(オーバーシュート)が起きた場合でも、医療機関の重症者の受け入れ機能を維持する狙い。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、中国地方知事会は27日、緊急のウェブ会議を開き、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、広域連携の強化などを確認した。東京都などが外出自粛要請したことを踏まえ、中国地方在住者に協力を共同で呼び掛ける。
各知事から県内の感染状況や対策について報告の後、医療体制の連携や県民への呼びかけについて協議した。連携事項には、PCR検査の体制の強化▽重症患者の広域的な受け入れなど医療提供体制の強化――が挙げられ、より感染が拡大した場合の人材・物資の相互派遣を視野に協議を進めるとした。
中国地方在住者に対しては、知事会として、咳エチケットや手洗いなど感染症予防の徹底▽地域医療を守るための院内感染防止対策▽感染症危険情報レベル3が出ている地域への渡航や、その他海外へ不要不急の渡航の自粛要請▽海外から帰国した際の検疫への協力要請――を呼びかけた。
会議後、岡山県の伊原木隆太知事は、「県をまたいで活動している人が多くいる中で、一歩対応が遅れると爆発的感染を招く可能性がある。より連携を密にすることは意義深い。油断をすると安易に危険な状況になることを理解してほしい」とし、「(感染拡大している)東京や大阪、兵庫などへの遠出を止めてほしい」と強調した。【戸田紗友莉】