島根県 新型コロナ 益田などで10人感染確認 県内計264人に
島根県と松江市は、益田市の7人と松江市の3人の合わせて10人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
これで島根県内で感染が確認された人は合わせて264人となりました。
島根県 新型コロナ 益田などで10人感染確認 県内計264人に
島根県と松江市は、益田市の7人と松江市の3人の合わせて10人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
これで島根県内で感染が確認された人は合わせて264人となりました。
90人余乗車の快速列車 橋上で約2時間40分立往生 JR瀬戸大橋線
JR四国によりますと、28日午後8時15分ごろ、瀬戸大橋に設置した風速計が25メートルの規制値を超えたため、JR瀬戸大橋線の一部の区間で運転を見合わせました。
この影響で、岡山発高松行きの快速列車「マリンライナー59号」が瀬戸大橋の上でおよそ2時間40分にわたって立往生しました。
快速列車は28日午後11時前に風が弱まったため運転を再開し、午後11時20分ごろ終点の高松駅に到着しました。
快速列車に乗っていた高松市の20歳の男子大学生は「周囲の人たちは眠ったりして体調不良を訴えている人はいなかった。列車がずっと揺れていたので怖くて気持ちが悪くて早く帰りたかった」と話していました。
また、高松市の50代の会社員は「コロナ禍ということもあり、車内で会話する人は少なく、多くの人は静かに落ち着いていたが、大声で騒いでいる人がいたので換気がきちんとできているのか心配だった」と話していました。
JR四国によりますと、快速列車には乗客と乗員合わせて90人余りが乗っていましたが、体調不良などを訴えた人はいないということです。
JR四国は、強風のため瀬戸大橋線で28日午後9時以降に瀬戸大橋を渡る特急列車や快速列車について終日、計画運休する予定でしたが「予想よりも早く風速計が規制値を超えた」としています。
新型コロナウイルスの影響による業績悪化を受けて、希望退職者の募集などの経営改善策に乗り出す「一畑グループ」について、丸山知事は、28日の記者会見で、「今後、仮に報道のような内容が決定されるのであれば、迅速に必要な対策を取っていきたい」と述べました。
関係者によりますと、「一畑グループ」は、新型コロナウイルスの影響で、運輸業や宿泊業などで利用者が大幅に減少するなど厳しい経営状況にあり、今年度のグループの決算も、最終的な損益が赤字になる見通しです。
このため、グループは、経営再建のために、銀行から一部を資本と見なせる「劣後ローン」で20億円を超える融資を受け入れるほか、グループの中核を担う一畑電鉄と一畑バスで、合わせておよそ50人の規模で希望退職者を募ることにしています。
これについて、丸山知事は、28日の記者会見で、「一畑グループからの発表事項ではないのでコメントを控える」としながらも、「今後、仮に報道のような内容が決定されるのであれば、地域経済や雇用に大きな影響を与えるので、関係機関と連携して迅速に必要な対策を取っていきたい」と述べました。
そのうえで、「地域の公共交通の確保といった観点でも、県として提案できることがあれば、検討していかないといけない」と述べ、一畑グループ側からの正式な決定や提案があれば、県としても対応を検討していく考えを示しました。
山陰合銀の証券店舗従業員の感染7人に、松江市はクラスターと認定 28日の新型コロナ
島根県松江市は28日、新たに市内在住の3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも山陰合同銀行松江コンサルティングプラザ(同市朝日町)に勤務する従業員という。これで、同プラザの従業員の感染者は計7人となり、市はクラスター(感染者集団)と認定した。市内でのクラスターは3件目で、職場内でのクラスターは初めて。
同プラザは、証券業務に特化した店舗。市によると3人は、26日に同プラザに勤務する感染者4人が確認されたことを受け、全従業員55人のPCR検査をし、陽性が判明。いずれも軽症という。
市は感染拡大防止のため、仕事で感染者と接触があった約70人と、仕事以外の日常生活での濃厚接触者や接触者の検査を急いでいる。接触者は、松江市以外の在住者も含まれているという。同プラザに勤務する従業員全員は、27日から在宅勤務をしている。
職場内でクラスターが発生したことについて市は、マスク着用の徹底や、飛まつ防止のパーテーションを設置するなど基本的な対策は実施されていたと説明。しかし、症状が出た人が勤務を続け、その周辺で感染が確認されている状況とし「現時点で、職場内での健康管理に課題があった」と指摘した。実際に26日に感染が確認された従業員の中に、発症の2週間前以降に感染拡大地域を訪れ、発症後も職場に勤務していた人が確認されている。
健康部の小塚豊部長は「風邪など軽微な症状でも、異変を感じたらかかりつけ医を受診してほしい。細心の注意を個人個人で心掛けて」と呼び掛けた。(高橋良輔)
島根県は28日、新たに益田市在住の1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。自動車教習所「Mランド益田校」(同市安富町)に勤務する教官という。県は感染拡大防止のため、勤務者や教習生など約400人の検査を実施すると発表した。 【グラフ】島根県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況 県によると、教官は25日夜に38度台の発熱、倦怠感、せきの症状があり、27日の抗原検査で陽性が判明した。軽症という。 教官は感染可能期間である23日以降3日連続で勤務しており、講義をしたり、教習車に同乗したりしていたという。同校は合宿免許を行っており、県内外の約200人が専用の施設で共同生活を送っているという。現時点で体調不良者は確認されていない。施設の感染予防対策も徹底されているという。健康福祉部の安食治外次長は「同校は多くの方が利用しており、幅広に検査を行う」としている。