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過去最多更新も...感染急増「次の波」は来るのか?

2022年07月01日 23時18分43秒 | 地域

過去最多更新も...感染急増「次の波」は来るのか? 両県担当者や医師が見る山陰の現状

地域 2022年7月1日 (金)配信山陰中央新報
 

 山陰両県で新型コロナウイルスの感染者数が再び増加し始めた。6月以降の感染者数は両県ともに50人を下回る日が多かったが、20日以降、再び増え始め、島根では30日に過去最高の374人の感染が確認された。再び第6波のような深刻な事態になる可能性があるのか、両県の担当者や医療従事者に見通しを聞いた。(Sデジ編集部・吉野仁士)

 ▼感染者数3桁から一時期、1桁に

 第6波が全国を襲った2021年12月~2022年5月は山陰両県でこれまでにない数の感染者が確認された。島根県は4月に4358人、鳥取県は2月に3122人でともに過去最多の感染者数になった。

 都市部では感染が減少傾向にあるとして3月、飲食店への時短要請をする「まん延防止等重点措置」が約2カ月半ぶりに全国で解除されたが、山陰では感染者数の高止まりが続いた。特に島根県が多く、島根県感染症対策室によると4月の感染者数の一日平均は145人。大型連休(4月29日~5月8日)の期間には一日平均103人に上った。鳥取県で最も多かったのは2月で一日平均は112人、4月の一日平均は99人だった。

 両県とも5月までは感染者100人を超える日が複数あったが6月以降、減少を始め、島根の12日の感染者数は1月4日以来の1桁(6人)になった。鳥取県の6月の感染者数は月中旬ごろまで20~30人程度の低水準を維持した。

 感染者減少の要因について、島根県感染症対策室によると、第6波で多かった18歳以下の感染を部活動での感染対策で抑え込んだこと、多湿により空気中のウイルスの活動が弱まったことが推測できるという。

 ▼連日の3桁に逆戻り

 しかし、6月中旬から両県で再び感染拡大の兆候が見え始めた。

 1桁台が出た島根県では23日、5月21日以来の3桁となる128人を確認した。6月に入ってから10~40人程度が続いていたが、16日以降は50人以上が連続し、23日以降は3桁の感染が続くようになっている。鳥取県では22日、15日ぶりに感染者が50人を超えた(62人)。

 島根県の感染は主に出雲市が中心。県感染症対策室によると、27日時点の1週間の感染者数(人口10万人当たり)は168・2人で、地域別では出雲市が352・3人、安来市208・1人、松江市135・7人となった。6月17~29日に起きたクラスターは18件中5件が出雲市で、このうち市の事業所で起きたクラスター関連の感染者は358人に上る(27日時点)という。

 島根県の丸山達也知事は27日以降、出雲市内の飲食店利用人数を最大4人、利用時間を最大2時間とするよう県民に要請した。県感染症対策室の田原研司室長は「感染拡大の懸念が高まっているが、現状は基本的に施設内でのクラスターが主だと推測する。感染を今の段階で封じ込めるため、県民の皆さんにあらためて換気の徹底や3密の回避をお願いしたい。県としても保健所へ職員を派遣し、態勢を増強することで備えたい」と話した。感染者が増加した現状を受け、無症状者向けの無料検査は7月31日まで延長した。

 鳥取県の感染者数は島根県と比べると低いが、6月22日以降、連日50人前後が感染し、6月27日に発生した鳥取県西部県税事務所のクラスターでは職員14人の感染が確認された。29日には5月24日(126人)以来の3桁となる104人の感染が確認され、拡大の懸念が高まる。県はオミクロン株の新系統「BA.4」や「BA.5」の疑いがある感染者を確認したため、6月28日から7月末までを「感染防御強化月間」とした。会合での感染防止対策の徹底、エアコン使用時の定期的な換気をあらためて要請する。

 平井伸治知事は28日の記者会見で、県として保健所の応援体制の強化や県職員の感染対策の強化、徹底といった新たな対策を講じる方針を示し「変異株はかなり感染力が強いと考えた方がいい。県民の皆さんには(現在が)次の波の始まりと捉えてもらい、いま一度対策を強化するようお願いしたい」とあらためて警戒を呼びかけた。鳥取県でも無料検査を7月末まで延長予定だという。

 ▼夏本番、感染対策は?

 医療関係者は現状をどう見るのだろうか。島根県立中央病院、感染症科部長の中村嗣医師(59)は「ウイルスの活動周期から考えて、また増加することは想定内だった」と冷静に分析した。

 島根県内では従来よりも感染力が強いとされる「BA・5」や「BA・2・12・1」の感染者が複数確認された。中村医師によると、ウイルスの型が従来の型と入れ替わるタイミングで感染者が増加するのは必然的で「そもそも感染力が従来の型より高くなければウイルスは入れ替わることができない」と解説した。現時点で症状は従来のオミクロン株と大きな違いはないようだ。第6波のように急増するかは判断できないという。

 夏場の感染対策については「換気の徹底」と「大声で話さないこと」を挙げる。飛まつ感染のリスクが一番高いとし「大声を出したり、つばを飛ばしたりする場面でなければ、夏場はマスクを外してもさほど問題はない。体育の授業や図書館にいる時は外してもよい」と話した。

 ただ、病院としては病床に余裕がある状態とは言えず「病床は高齢者や基礎疾患を持った患者が感染すればすぐにひっ迫する。感染防止の意識は持ち続けてほしい」と求めた。

 減少したかと思えば一瞬で再拡大するコロナ。今回の局所的な感染が大きな「波」になる前に食い止められるよう、自治体からの情報に注意し、基本になる感染対策の徹底を心掛けたい。

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この暑さはこの青空か

2022年07月01日 19時05分21秒 | 

18時にもなるのに、この青さ、雲1辺もなし。

恨めしい

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お隣のお庭に咲く、ノウゼンカズラ

2022年07月01日 19時02分08秒 | 草花

お隣のお庭に咲く、ノウゼンカズラ

お見事って感じに咲く、目が覚めますね。

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帯状疱疹予防ワクチン・シングリックス 発症リスク高い18歳以上への拡大を一変申請

2022年07月01日 18時51分34秒 | 

帯状疱疹予防ワクチン・シングリックス 発症リスク高い18歳以上への拡大を一変申請

 

 グラクソ・スミスクラインは6月28日、帯状疱疹予防ワクチン・シングリックス筋注用について、接種対象者を帯状疱疹の発症リスクが高い18 歳以上に拡大するための一変申請を行ったと発表した。現在は50歳以上の成人を対象としている。

 今回の接種対象者拡大の申請は、造血幹細胞移植や腎移植を受けた、あるいは血液がん、固形がん、HIV感染症に罹患している18歳以上の患者を対象としたシングリックスの6つの臨床試験結果に基づく。免疫力低下状態にあったり、慢性疾患を有する18歳以上の日本人成人において帯状疱疹の発症率は高く、帯状疱疹後神経痛などの関連合併症を発症するリスクも高くなる。18歳以上の日本人成人のデータを用いたレトロスペクティブ・コホート研究では、年齢に関わらず女性において帯状疱疹を発症するリスクが高く、そのリスクは年齢とともに高くなることが示されている。

 シングリックスは、50 歳以上の成人を対象とした帯状疱疹予防ワクチンとして2018年に承認された。筋肉内に2回接種する、生ワクチンではない遺伝子組換え型アジュバント添加サブユニットワクチン。抗原である糖タンパクEおよびアジュバントであるAS01Bを組み合わせたもので、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)に特異的な免疫反応を誘導することを目的としており、加齢に伴うVZVに対する免疫低下を防ぐことを助ける。

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