Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヤン・ディスマス・ゼレンカの8つのコンチェルタントのためのシンフォニアイ短調を聴き西谷から三枚町まで

2015-10-01 07:01:52 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1679年にチェコで生まれたゼレンカが1723年に作曲した、
8つのコンチェルタントのためのシンフォニアイ短調ZWV189である。
今回聴いたCDはハインツ・ホリガーとハンス・エルホルストのオーボエ、
バリー・タックウェルとロバート・ラウチのホルン、
マンフレート・サックスのファゴット、ディーター・ライヒトのチェロ、
クリスティアーネ・ジャコテのチェンバロ、
アレクサンダー・ファン・ヴィーンコープ指揮、
カメラータ・ベルンの演奏による。
第一楽章(アレグロ)は、軽快であるが憂いのある短調の主題で始まる。
各楽器が絡み合いながら、ヴィヴァルディのように爽やかな感じである。
オーボエ独奏が活躍し、最後は力強く終わる。
第二楽章アンダンテは、オーボエとファゴットで牧歌的に始まる。
それに弦楽器も加わり、それぞれの楽器が絡み合い最後穏やかに終わる
第三楽章カプリッチョ(テンポ・ディ・ガボッタ)は、
軽快な舞踏風の主題が奏でられ、その主題をもとに展開していく。
第四楽章アリア・ダ・カプリッチョ(アンダンテ-アレグロ)は、
チェロが主題を歌うように奏でて、それにファゴットが絡んでいく。
そして、オーボエとその他の弦楽器も絡みながら曲は進行し、
アンダンテ-アレグロの部分を繰り返し、最後力強く終わる。
第五楽章メヌエットⅠ-Ⅱ-Ⅰは、舞踏風の旋律が奏でられ始まる。
二つのメヌエット主題による三部形式の楽章で、最後は穏やかに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨハン・フリードリヒ・ファッシュの弦楽と通奏低音のためのシンフォニアイ長調を聴く

2015-09-29 06:35:19 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1688年にドイツで生まれたファッシュが作曲した、
弦楽と通奏低音のためのシンフォニアイ長調である。
今回聴いたCDはジャン・フランソワ・パイヤール指揮、
パイヤール室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、軽快で生き生きとした第一主題で始まる。
やや憂いのある対照的な第二主題も現れ、展開部で二つの主題が変形され、
第一主題が再び奏でられて、最後穏やかに終わる。
第二楽章アンダンテは、叙情的な主題が奏でられて始まる。
悲しみに満ちたような主題が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロは、軽快で明るい主題で始まる。
その主題を繰り返し、最後堂々とした感じで終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トマゾ・アルビノーニのオーボエ協奏曲ヘ長調作品7の9を聴く

2015-09-28 06:46:05 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は二俣川周辺を歩きました。
今回取り上げるのは1671年にイタリアで生まれた作曲家アルビノーニが作曲し、
1715年に出版されたオーボエ協奏曲ヘ長調作品7の9である。
今回聴いたCDはアンソニー・ロブソンのオーボエ、
サイモン・スタンデイジ指揮、コレギウム・ムジクム90の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器が軽快で生き生きとした旋律を奏でて始まる。
そして、オーボエが入り、絡み合っていく。
第二楽章アダージョは、弦楽器が重々しく旋律を奏でて始まる。
ここでは、オーボエは登場せず、弦楽器のみの演奏となる。
第三楽章アレグロは、弦楽器の軽快な旋律に続き、
オーボエが入り、オーボエが中心となる部分と、
弦楽器のみの部分が交互に現れて、最後は穏やかに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャン=バティスト・カンタンの協奏曲イ長調作品12の1を聴く

2015-09-23 22:52:32 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは生没年不詳のフランスの作曲家、
ジャン=バティスト・カンタンが作曲した協奏曲イ長調作品12の1である。
ジャン=バティスト・カンタンは1718年オペラ座のヴァイオリン奏者となり、
1724年から1750年の間に19の曲集を出版したことがわかっているのみである。
今回聴いたCDはムジカ・アンティカ・ケルンの演奏による。
第一楽章ラルゴは、叙情的な旋律が奏でられて始まる。
それぞれの楽器が絡み合いながら、最後穏やかに終わる。
第二楽章アレグロは、軽快で明るい旋律で始まる。
ヴァイオリンが奏でる旋律は生き生きとしていて、
独奏ヴァイオリンによるカデンツァ風の部分を経て終わる。
第三楽章アダージョは、ゆったりとした旋律で始まる。
イタリア的な明るく牧歌的な部分を感じさせる楽章である。
第四楽章アレグロは、軽快で生き生きとした旋律で始まる。
全体を通してヴィヴァルディの協奏曲を思わせる爽やかさである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランソワ・クープランの「諸国の人々」より第3組曲「神聖ローマ帝国人」を聴く

2015-09-20 18:57:30 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1668年にフランスで生まれた作曲家、
フランソワ・クープランが作曲した「諸国の人々」である。
このうちの第3組曲「神聖ローマ帝国人」を聴いた。
今回聴いたCDはラインハルト・ケーベル指揮、
ムジカ・アンティカ・ケルンの演奏による。
曲は10曲から成り、第1曲のソナタはこの組曲内で長大で、
力強い旋律と各楽器が絡み合っていくところや、
最後のフーガ風な展開は晩年の作品であることもあっていい。
第2曲アルマンドは、やや叙情的な感じである。
第3曲クーラントは、対照的に明るく軽快な感じである。
しかし、一方で優雅さを保っている。
第4曲第2クーラントも前曲と同じく優雅である。
第5曲サラバンドは、2本のフラウト・トラヴェルソが活躍する。
第6曲ブーレは、軽快で明るいな感じの曲である。
フラウト・トラヴェルソとヴァイオリンで舞踏的な旋律を奏でていく。
第7曲ジーグは、ややゆったりしたテンポで、
舞踏的な旋律を奏でていく短い曲である。
第8曲ロンドは、フラウト・トラヴェルソが奏でる旋律に、
ヴァイオリンが呼応し、交互に旋律を受け継ぎながら展開していく。
第9曲シャコンヌは、弦楽器とフラウト・トラヴェルソが絡み合い、
軽快で流れるように進行していく曲で、優雅な感じである。
第10曲メヌエットは、ヴァイオリンの奏でる生き生きとした旋律に始まり、
チェンバロが絡みながら、最後穏やかに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする