Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハン・フリードリヒ・ファッシュの弦楽と通奏低音のためのシンフォニアイ長調を聴く

2015-09-29 06:35:19 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1688年にドイツで生まれたファッシュが作曲した、
弦楽と通奏低音のためのシンフォニアイ長調である。
今回聴いたCDはジャン・フランソワ・パイヤール指揮、
パイヤール室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、軽快で生き生きとした第一主題で始まる。
やや憂いのある対照的な第二主題も現れ、展開部で二つの主題が変形され、
第一主題が再び奏でられて、最後穏やかに終わる。
第二楽章アンダンテは、叙情的な主題が奏でられて始まる。
悲しみに満ちたような主題が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロは、軽快で明るい主題で始まる。
その主題を繰り返し、最後堂々とした感じで終わる。
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トマゾ・アルビノーニのオーボエ協奏曲ヘ長調作品7の9を聴く

2015-09-28 06:46:05 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は二俣川周辺を歩きました。
今回取り上げるのは1671年にイタリアで生まれた作曲家アルビノーニが作曲し、
1715年に出版されたオーボエ協奏曲ヘ長調作品7の9である。
今回聴いたCDはアンソニー・ロブソンのオーボエ、
サイモン・スタンデイジ指揮、コレギウム・ムジクム90の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器が軽快で生き生きとした旋律を奏でて始まる。
そして、オーボエが入り、絡み合っていく。
第二楽章アダージョは、弦楽器が重々しく旋律を奏でて始まる。
ここでは、オーボエは登場せず、弦楽器のみの演奏となる。
第三楽章アレグロは、弦楽器の軽快な旋律に続き、
オーボエが入り、オーボエが中心となる部分と、
弦楽器のみの部分が交互に現れて、最後は穏やかに終わる。
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ジャン=バティスト・カンタンの協奏曲イ長調作品12の1を聴く

2015-09-23 22:52:32 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは生没年不詳のフランスの作曲家、
ジャン=バティスト・カンタンが作曲した協奏曲イ長調作品12の1である。
ジャン=バティスト・カンタンは1718年オペラ座のヴァイオリン奏者となり、
1724年から1750年の間に19の曲集を出版したことがわかっているのみである。
今回聴いたCDはムジカ・アンティカ・ケルンの演奏による。
第一楽章ラルゴは、叙情的な旋律が奏でられて始まる。
それぞれの楽器が絡み合いながら、最後穏やかに終わる。
第二楽章アレグロは、軽快で明るい旋律で始まる。
ヴァイオリンが奏でる旋律は生き生きとしていて、
独奏ヴァイオリンによるカデンツァ風の部分を経て終わる。
第三楽章アダージョは、ゆったりとした旋律で始まる。
イタリア的な明るく牧歌的な部分を感じさせる楽章である。
第四楽章アレグロは、軽快で生き生きとした旋律で始まる。
全体を通してヴィヴァルディの協奏曲を思わせる爽やかさである。
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フランソワ・クープランの「諸国の人々」より第3組曲「神聖ローマ帝国人」を聴く

2015-09-20 18:57:30 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1668年にフランスで生まれた作曲家、
フランソワ・クープランが作曲した「諸国の人々」である。
このうちの第3組曲「神聖ローマ帝国人」を聴いた。
今回聴いたCDはラインハルト・ケーベル指揮、
ムジカ・アンティカ・ケルンの演奏による。
曲は10曲から成り、第1曲のソナタはこの組曲内で長大で、
力強い旋律と各楽器が絡み合っていくところや、
最後のフーガ風な展開は晩年の作品であることもあっていい。
第2曲アルマンドは、やや叙情的な感じである。
第3曲クーラントは、対照的に明るく軽快な感じである。
しかし、一方で優雅さを保っている。
第4曲第2クーラントも前曲と同じく優雅である。
第5曲サラバンドは、2本のフラウト・トラヴェルソが活躍する。
第6曲ブーレは、軽快で明るいな感じの曲である。
フラウト・トラヴェルソとヴァイオリンで舞踏的な旋律を奏でていく。
第7曲ジーグは、ややゆったりしたテンポで、
舞踏的な旋律を奏でていく短い曲である。
第8曲ロンドは、フラウト・トラヴェルソが奏でる旋律に、
ヴァイオリンが呼応し、交互に旋律を受け継ぎながら展開していく。
第9曲シャコンヌは、弦楽器とフラウト・トラヴェルソが絡み合い、
軽快で流れるように進行していく曲で、優雅な感じである。
第10曲メヌエットは、ヴァイオリンの奏でる生き生きとした旋律に始まり、
チェンバロが絡みながら、最後穏やかに終わる。
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ジャック=クリストフ・ノードの協奏曲 ト長調を聴く

2015-09-18 06:46:54 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回聴いたのは1690年頃にフランスで生まれた作曲家、
ジャック=クリストフ・ノードが作曲した協奏曲 ト長調である。
ジャック=クリストフ・ノードはフルート奏者として活躍し、
協奏曲やソナタなどの器楽曲中心に残し、
フリーメイソンに加入した人物だが、詳しいことは分からない。
今回聴いたCDはフランス・ブリュッヘンのリコーダー、
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏による。
第一楽章アレグロは、軽快で生き生きとした弦楽器の旋律で始まる。
その序奏に続き、リコーダーが入り主題を奏でていく。
その明るく軽やかな旋律が心地よく、他の楽器もそれに絡んでいく。
最後は弦楽器中心に冒頭の旋律を奏でて穏やかに終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器が激しいリズムを奏で、
リコーダーが悲しげな旋律を奏でていく。
最後に再び冒頭の激しいリズムが繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロは、弦楽器の生き生きとした旋律で始まる。
そして、リコーダーが加わり、主題を奏でていく。
他の楽器とその主題を引き継ぎ、最後は堂々とした感じで終わる。
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