Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャック=クリストフ・ノードの協奏曲 ト長調を聴く

2015-09-18 06:46:54 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回聴いたのは1690年頃にフランスで生まれた作曲家、
ジャック=クリストフ・ノードが作曲した協奏曲 ト長調である。
ジャック=クリストフ・ノードはフルート奏者として活躍し、
協奏曲やソナタなどの器楽曲中心に残し、
フリーメイソンに加入した人物だが、詳しいことは分からない。
今回聴いたCDはフランス・ブリュッヘンのリコーダー、
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏による。
第一楽章アレグロは、軽快で生き生きとした弦楽器の旋律で始まる。
その序奏に続き、リコーダーが入り主題を奏でていく。
その明るく軽やかな旋律が心地よく、他の楽器もそれに絡んでいく。
最後は弦楽器中心に冒頭の旋律を奏でて穏やかに終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器が激しいリズムを奏で、
リコーダーが悲しげな旋律を奏でていく。
最後に再び冒頭の激しいリズムが繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロは、弦楽器の生き生きとした旋律で始まる。
そして、リコーダーが加わり、主題を奏でていく。
他の楽器とその主題を引き継ぎ、最後は堂々とした感じで終わる。
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ミシェル・コレットのコミックな協奏曲第25番ト短調「未開人とフュルスタンベール」を聴く

2015-09-11 06:44:28 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1709年にフランスで生まれたコレットが、
作曲したコミックな協奏曲第25番ト短調である。
今回聴いたCDはムジカ・アンティカ・ケルンの演奏による。
第一楽章アレグロは、「未開人のエール」に基づいている。
それぞれの楽器を活かし随所に創意工夫がされ、なかなか聴き応えがある。
「未開人のエール」はカンプラもしくはラモーの作曲によるものらしい。
第二楽章アンダンテは、ルソーのオペラ「村の占師」の中の旋律をもとに、
ゆったりとしたテンポで演奏され、牧歌的である。
第三楽章アレグロは、昔の舞曲「フェルスタンベール」に基づき、
変奏していく楽章で、最後は穏やかに終わる。
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ジョセフ・ボダン・ド・ボワモルティエの協奏曲ニ長調作品26の6を聴く

2015-09-10 06:12:36 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1691年にフランスで生まれたボワモルティエが作曲し、
1729年に出版された協奏曲ニ長調作品26の6である。
今回聴いたCDはムジカ・アンティカ・ケルンの演奏による。
第一楽章アレグロは、生き生きとして明るい旋律のユニゾンで始まる。
独奏チェロが朗々と旋律を奏でる部分が印象的だ。
第二楽章ラルゴは、独奏チェロとヴァイオリンの掛け合いで始まる。
ゆったりとした牧歌的で優雅な旋律が奏でられていく。
第三楽章アレグロは、力強く生き生きとした旋律が奏でられて始まる。
速い動きをみせる独奏チェロと他の楽器との掛け合いが楽しく、
最後は優雅に颯爽とした感じで終わる。
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ジャコモ・ファッコの協奏曲「和声復興への考察」作品1より協奏曲ホ長調作品1の3を聴く

2015-09-06 08:30:30 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1676年にイタリアで生まれた作曲家、
ファッコが1716年に作曲した協奏曲ホ長調作品1の3である。
この作品は協奏曲「和声復興への考察」作品1の中の1つである。
今回聴いたCDはフェデリコ・グリエルモのヴァイオリンおよび指揮、
ラルテ・デ・ラルコの演奏による。
ハープシコードがゆったりとしたテンポで叙情的な主題を奏でて始まる。
その主題をもとに変奏されて展開されていき、
盛り上がっていきながら、最後は力強く堂々と終わる。
第一楽章アレグロ・アッサイは、生き生きとした旋律で始まる。
中間部では独奏ヴァイオリンが活躍し、最後は堂々と終わる。
第二楽章アダージョは、刻むようなするどいリズムと、
叙情的な旋律が印象的で、それにチェンバロの音が絡んでいく。
ところどころ独奏ヴァイオリンが活躍し、最後はチェンバロの音で終わる。
第三楽章アレグロ・アッサイは、軽快な旋律で始まる。
独奏ヴァイオリンと弦楽器同士のやりとりが続き、最後は穏やかに終わる。
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アントニオ・ヴィヴァルディのヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ長調RV392を聴く

2015-08-30 08:58:07 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1678年にイタリアで生まれたヴィヴァルディが、
1720年代の終わりに作曲したヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ長調RV392である。
今回聴いたCDはマッシモ・パリスのヴィオラ・ダモーレ、
イ・ムジチ合奏団の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器が力強く旋律を奏でて始まる。
ヴィオラ・ダモーレがそれに加わり、主題を奏でていく。
両者が旋律を交互に受け持ちながら曲は進行し、
ヴィオラ・ダモーレが技巧的な演奏を披露し、最後は全体で力強く終わる。
第二楽章ラルゴは、哀愁を漂わせながらゆったりと弦楽器全体で始まる。
その旋律をヴィオラ・ダモーレが受け継ぎ、歌うように奏でていく。
ヴィオラ・ダモーレの魅力を十分に発揮していき、最後は静かに終わる。
第三楽章アレグロは、生き生きとした旋律を弦楽器で奏でて始まる。
ヴィオラ・ダモーレもそれに加わり、華やかな感じである。
最後は弦楽器とヴィオラ・ダモーレが一緒となって堂々とした感じで終わる。
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