Mars&Jupiter

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フランツ・リストの交響詩「ハムレット」S.103を聴く

2014-10-04 17:18:55 | 古典~現代音楽ハンガリー編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1811年生まれのハンガリーの作曲家リストが、
1858年に作曲した交響詩「ハムレット」S.103である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはクルト・マズア指揮、
ライプニッツ・ゲバントハウス管弦楽団の演奏による。
金管楽器と木管楽器が旋律を奏でて始まり、
重々しい運命を示すかのようにティンパニが響く。
弦楽器が奏でる旋律も暗さを感じさせる。
金管楽器と弦楽器により主題が繰り返され激しく荒々しい感じとなっていき、
ティンパニも加わり、徐々に盛り上がりをみせていく。
いったん静まった後は木管楽器中心に穏やかな感じになり、
独奏ヴァイオリンがそれに絡んでいく。
そして、再び弦楽器が力強く旋律を奏でて、
木管楽器もそれに絡んだあと再び木管楽器中心の穏やかな音楽となる。
それが終わると再び弦楽器と打楽器で荒々しい感じとなり、
低弦が主題を繰り返し、重々しい感じの中、ティンパニが響き、
金管楽器と木管楽器も加わり、死を暗示するかのように静かに終わる。
コメント
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