フランツ・イグナーツ・ベックのシンフォニアホ長調作品13の１を聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1734年ドイツ生まれの作曲家、
フランツ・イグナーツ・ベックの作品で、
1762年に作曲されたシンフォニアホ長調作品13の１である。
聴いたＣＤは、ニコラス・ウォード指揮、
ノーザン室内管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロは、弦楽器による生き生きとした主題で始まる。
鳥の声を模倣するかの二音が繰り返され特徴で印象的である。
短い展開部を経て、特徴的な主題が繰り返されて終わる。
第二楽章アンダンテは、優雅な旋律が奏でられて始まる。
弦楽器中心に主題を繰り返しながら、最後は穏やかに終わった。
第三楽章アレグロは、軽快で生き生きとした旋律が奏でられて始まる。
弦楽器にホルンの豊かな響きが加わって、
音楽は流れるように展開していき、最後颯爽とした感じで終わる。