Mars&Jupiter

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マックス・ブルッフの交響曲第1番変ホ長調作品28を聴く

2015-03-29 21:01:33 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1838年ドイツ生まれのブルッフが
1852年に作曲した交響曲第1番変ホ長調作品28である。
今回聴いたCDは、ジェームズ・コンロン指揮、
ケルン・ギュルツェニッヒ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・マエストーソは、
弦楽器と金管楽器により、厳かな感じの序奏で始まる。
力強い第一主題が奏でられ、対照的に牧歌的な第二主題が現れる。
そして、展開部に入り主題が変形されていき、盛り上がっていく。
最後は金管楽器中心に力強く終わる。
第二楽章スケルツォ(プレスト)は、
せわしない感じの旋律が奏でられて始まる。
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」のスケルツォを感じさせる。
もう一つの旋律は堂々とした感じで対照的である。
再び冒頭の旋律が奏でられて、最後力強く終わる。
第三楽章クワジ・ファンタジア(グラーヴェ)は、
弦楽器が悲痛な感じの主題を奏でて始まる。
ドライマックスの要素が現れたあと、
最後は盛り上がったおと、温暖な感じで、終わる。
第四楽章フィナーレ(アレグロ・グエリエーロ)は、
力強い旋律が奏でられて始まり、
のどかなで歌うような対照的な旋律も現れる。
のびのびとした感じの終楽章で、それまでに出た主題を展開させて、
金管楽器中心に盛り上がって、最後力強く終わる。
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