今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1963年に作曲した交響曲第17番作品203である。
副題はメタル・オーケストラのための交響曲である。
6本のフルート、3本のトロンボーン、
メタリックなパーカッションという独特な楽器編成による。
それがメタル・オーケストラという意味である。
今回聴いたCDはリチャード・オールドン・クラーク指揮、
マンハッタン室内管弦楽団の演奏である。
第1楽章アレグロは神秘的な6本のフルートの音の響きと、
濁ったような重々しいパーカッションの音で始まる。
そして突然トロンボーンが入って、東洋的な響きを作り出す。
最後の方で鐘がなり、神聖な雰囲気を示す。
第2楽章ラルゴは、フルートの音で始まる。
トロンボーンやパーカッションが入ったあと、
6本のフルートによる神秘的な響きと、
トロンボーンによる重い響き、パーカッションのみの部分、
そのあとはトロンボーンによる重い響き、
6本のフルートによる神秘的な響きが続いて終わる。
第3楽章アレグロは、パーカッションによる響きに始まり、
6本のフルートによる響きが現れる。
ホヴァネスは1959年に初めて来日し、
それ以来日本の雅楽の響きに魅了されたようだ。
その雅楽からの影響も感じるし、
一方ではガムラン音楽の響きも感じ取ることができる。
第4楽章アダージョは、6本のフルートの響きに始まる。
鐘の音とトロンボーンの重厚な響きがそれを壊し、
いったんフルートのみの部分になるが、
鐘の音とトロンボーンの重厚な響きが繰り返され、
両者が互いに繰り返されていく中で、
神秘的な部分と壮大な感じが示されていく。
最後は6本のフルートの響きの中で静かに終わる。
1963年に作曲した交響曲第17番作品203である。
副題はメタル・オーケストラのための交響曲である。
6本のフルート、3本のトロンボーン、
メタリックなパーカッションという独特な楽器編成による。
それがメタル・オーケストラという意味である。
今回聴いたCDはリチャード・オールドン・クラーク指揮、
マンハッタン室内管弦楽団の演奏である。
第1楽章アレグロは神秘的な6本のフルートの音の響きと、
濁ったような重々しいパーカッションの音で始まる。
そして突然トロンボーンが入って、東洋的な響きを作り出す。
最後の方で鐘がなり、神聖な雰囲気を示す。
第2楽章ラルゴは、フルートの音で始まる。
トロンボーンやパーカッションが入ったあと、
6本のフルートによる神秘的な響きと、
トロンボーンによる重い響き、パーカッションのみの部分、
そのあとはトロンボーンによる重い響き、
6本のフルートによる神秘的な響きが続いて終わる。
第3楽章アレグロは、パーカッションによる響きに始まり、
6本のフルートによる響きが現れる。
ホヴァネスは1959年に初めて来日し、
それ以来日本の雅楽の響きに魅了されたようだ。
その雅楽からの影響も感じるし、
一方ではガムラン音楽の響きも感じ取ることができる。
第4楽章アダージョは、6本のフルートの響きに始まる。
鐘の音とトロンボーンの重厚な響きがそれを壊し、
いったんフルートのみの部分になるが、
鐘の音とトロンボーンの重厚な響きが繰り返され、
両者が互いに繰り返されていく中で、
神秘的な部分と壮大な感じが示されていく。
最後は6本のフルートの響きの中で静かに終わる。