Mars&Jupiter

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アラン・ホヴァネスの交響曲第3番作品148を聴く

2018-03-04 22:24:20 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1956年に作曲した交響曲第3番作品148である。
今回聴いたCDはヴァフタング・ジョルダニア指揮,
KBS交響楽団の演奏である。
第一楽章アンダンテ・マエストーソ-プレストは、
ティンパニの鈍い音の上でテューバ・ソロが旋律を奏でる序奏で始まる。
そのあと主部に入り弦楽器が生き生きとした主題を奏でていく。
その主題は木管楽器にも引き継がれていく。
東洋的な旋律はそのあとも弦楽器で繰り返されていき、
金管楽器も加わり、盛り上がって終わる。
第二楽章アンダンテは、ロンド形式である。
テューバなどの金管楽器による雄大な旋律に対して、
速い動きの旋律を奏でる弦楽器が絡んでいく。
それにチェレスタや木管楽器が絡んでいく。
そして再びテューバ・ソロが旋律を奏で、最後穏やかに終わる。
第三楽章アレグロ・モルトは、弦楽器による力強い旋律で始まる。
その旋律が繰り返される中で変形し、フーガ風の展開をし、
そのあと金管楽器が鳴り響き、最後力強く終わる。
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