今回は1848年に生まれたイギリスの作曲家パリーが、
1888年から89年の間に作曲した
交響曲第3番ハ長調「イギリス」をとりあげる。
この交響曲はハンス・リヒターに献呈された。
今回聴いたCDはマティアス・バーメルト指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第1楽章アレグロ・エネルジーコは、
弦楽器で軽快で生き生きとした旋律を奏でて始まる。
明るく牧歌的である一方、力強さもみられなかなかいい。
最後も金管楽器や打楽器が加わり華やかな感じで終わる。
第2楽章アンダンテ・ソステヌートは、
木管楽器が旋律を奏でて始まる。
やや感傷的であるが、抒情的な味わいがある。
ここでは、フルートやオーボエなど木管楽器が活躍し、
ホルンなども時々加わり、のどかな感じで終わる。
第3楽章アレグロ・モルト・スケルツォは、
弦楽器による軽快で舞踏的な旋律で始まる。
短い中間部を経て、冒頭の旋律が繰り返され、
最後は金管楽器と打楽器が加わり力強く終わる。
第4楽章モデラートは、穏やかな旋律が、
弦楽器中心に奏されて始まる。
やがて力強く主題が奏でられて、
それをもとにした変奏が展開されていく。
ここはブラームスのハイドンの主題による変奏を
感じさせるような曲の趣である。
金管楽器が鳴り響き、最後は盛り上がったところで終わる。
1888年から89年の間に作曲した
交響曲第3番ハ長調「イギリス」をとりあげる。
この交響曲はハンス・リヒターに献呈された。
今回聴いたCDはマティアス・バーメルト指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第1楽章アレグロ・エネルジーコは、
弦楽器で軽快で生き生きとした旋律を奏でて始まる。
明るく牧歌的である一方、力強さもみられなかなかいい。
最後も金管楽器や打楽器が加わり華やかな感じで終わる。
第2楽章アンダンテ・ソステヌートは、
木管楽器が旋律を奏でて始まる。
やや感傷的であるが、抒情的な味わいがある。
ここでは、フルートやオーボエなど木管楽器が活躍し、
ホルンなども時々加わり、のどかな感じで終わる。
第3楽章アレグロ・モルト・スケルツォは、
弦楽器による軽快で舞踏的な旋律で始まる。
短い中間部を経て、冒頭の旋律が繰り返され、
最後は金管楽器と打楽器が加わり力強く終わる。
第4楽章モデラートは、穏やかな旋律が、
弦楽器中心に奏されて始まる。
やがて力強く主題が奏でられて、
それをもとにした変奏が展開されていく。
ここはブラームスのハイドンの主題による変奏を
感じさせるような曲の趣である。
金管楽器が鳴り響き、最後は盛り上がったところで終わる。