Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ハヴァーガル・ブライアンの前奏曲「ジョン・ダウランドのファンシー」を聴く

2016-09-23 05:49:38 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1934年に作曲した前奏曲「ジョン・ダウランドのファンシー」である。
演奏はショルト・カイナッチのピアノによるものである。
軽快なリズムで始まり、古風な旋律が奏でられる。
とてもリズミックで流れるように曲は進行し、
上り詰めるような感じで、爽やかに終わる。
交響曲ではみられない魅力をうかがえる。
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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第14番ヘ短調を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2016-09-22 09:20:31 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
昨日は久しぶりに西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1876年生まれのブライアンが、
1959年から60年に作曲した交響曲第14番ヘ短調である。
演奏はマーク・ハインドリーのオルガン、マーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるものである。
単一楽章制に基づく交響曲で、アダージョ・コモド-
アレグロ・モデラート-アダージョ・レガート・エ・ソスティヌート-
アダージョ-テンポ・グラツィオーソ-
アレグロ・モデラート・マ・デシーソ-
アダージョ・レガート・エ・ソスティヌート・モルトの部分に分かれる。
弦楽器に重々しく始まり、木管楽器が悲しげな旋律を奏でていく。
そして金管楽器と打楽器が入り、力強い旋律が奏でられる。
そのあとは弦楽器中心となり、打楽器が入ったあと、
フルートなど木管楽器が入り、金管楽器が入りまた荒々しくなる。
それが終わったあとは再び木管楽器が活躍し、
再び打楽器が入ったあと、弦楽器中心の部分が続き、
木管楽器や金管楽器がそれに絡んでいく。
そして金管楽器中心に活躍する部分が続き、
やがて弦楽器中心の部分となったあと、
再び金管楽器中心の部分の部分となり、
それに続き弦楽器に木管楽器が絡む部分となる。
そして打楽器と金管楽器による荒々しい部分に入り、
オルガンも加わり、盛り上がるが、
それが終わると弦楽器と木管楽器の部分になり、
再び金管楽器とオルガンが加わり、緊張感のある音楽になる。
そして木管楽器と弦楽器による部分に入り、
打楽器の音が入り、クラリネットが旋律を奏でたあと、
弦楽合奏の部分に入り、金管楽器も加わり盛り上がり、
再び弦楽合奏の部分に入り、フルートなど木管楽器も加わり、
やがて金管楽器と打楽器が加わり、激しい部分になる。
盛り上がったあとはホルンや木管楽器が活躍し、
独奏ヴァイオリンも入り、穏やかな感じが続く。
そして、打楽器と金管楽器で盛り上がりいったん穏やかになり、
再び金管楽器と打楽器が盛り上がりを作り、最後力強く終わる。
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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第2番ホ短調を聴く

2016-09-19 08:54:33 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1930年から31年に作曲した交響曲第2番ホ短調である。
演奏はマーク・ハインドリーのオルガン、リンダ・コクレインの第1ピアノ、
ジュディス・キーニーの第2ピアノ、マーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるものである。
第一楽章アダージョ・ソレンネ-アレグロ・アッサイは、
ティンパニの鈍い音に木管楽器が加わり、
低弦のピチカートと金管楽器が入る。
そして、フルートとオーボエが旋律を交互に奏で、
弦楽器がそれを受け継いでいき、
金管楽器も加わり盛り上がったあと、
ハープの音とともに低弦がゆったりとした旋律を奏で、
再び盛り上がったあと、弦楽器が力強い旋律を奏でる。
そして金管楽器が加わり盛り上がったあと、
フルートなど木管楽器と弦楽器で甘美な旋律を奏でる。
そのあと木管楽器と金管楽器による穏やかな部分が続き、
弦楽器による情熱的な部分となり、盛り上がりをみせ、
いったん穏やかになりフルートと弦楽器が奏で、
独奏ヴァイオリンが旋律を奏で四重奏的な部分となる。
そのあと弦楽器と木管楽器による部分に金管楽器が絡み、
弦楽器による甘美な旋律が再び奏でられたあと、
ティンパニと金管楽器が加わり、盛り上がりを見せ、
いったん静まり、フルートとファゴットが旋律を奏で、
ティンパニの音のあと金管楽器が入り、
ティンパニの音だけが残り、そのまま次の楽章に続く。

第二楽章アンダンテ・ソステヌートは、
木管楽器の奏でる旋律で始まり、その旋律を繰り返す中、
金管楽器と打楽器が入りやがて弦楽器も加わり、盛り上がる。
そして、木管楽器中心に旋律を奏でていき、
それを弦楽器が引き継いでいき、
やがて金管楽器中心に盛り上がる部分を経て、
フルートなどによる幻想的な部分が続き、
弦楽器と金管楽器で息詰まるような緊張した部分となる。
そして、独奏ヴァイオリンと木管楽器が絡む部分を経て、
金管楽器が鳴り響き、そのあとは穏やかな感じになり、
歌うような旋律を弦楽器で奏でていき、
フルートの音が残り、最後は穏やかに終わる。
第三楽章アダージョ・アッサイは、
ハープの音と弦楽器、そしてピアノで軽快な旋律が奏でられ、
ホルンがそれに絡み、舞踏的な感じの音楽が展開される。
そしてトランペットなど金管楽器が活躍するが、
このあたりのリズミックな感じはなかなか聴いていて楽しい。
荒々しい感じで、金管楽器が吠えるようなところが終わると、
いったん静まり、弦楽器が美しい旋律を奏でていき、
ハープが絡み、やがてホルンも絡んでいき、
木管楽器だけの部分になり、そのまま次の楽章に続く。

第四楽章レント・マエストーソエ・メストは、
弦楽器の奏でる旋律で始まり、そのあと木管楽器が受け継いでいく。
ホルンが続いて旋律を奏でて、弦楽器の奏でる旋律が繰り返され、
オルガンの音も入り、重厚な感じになる。
金管楽器と打楽器で盛り上がったあと、
何度も弦楽器が奏でる冒頭の旋律が繰り返されながら、
様々な楽器がそれに絡んでいくことを繰り返す。
そして弦楽器のみの合奏の部分となり、
そのあと金管楽器とオルガンが加わり重厚な感じとなり、
弦楽器が情熱的な旋律を奏でていき、
打楽器も加わり盛り上がりをみせたあと、
幻想的な音楽と荒々しい感じの音楽が交互に現れ、
鐘の音が鳴り響き、ホルンの吹奏が続いた後、
クラリネットが旋律を奏でて、冒頭の旋律も現れ、
これが繰り返されたあと、弦楽器のみになり最後静かに終わる。
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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第1番ニ短調「ゴシック」を聴く

2016-09-18 21:13:23 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1919年から27年に作曲した交響曲第1番ニ短調「ゴシック」である。
演奏はナオー・シェパードのソプラノ、
シャーリー・ミンティのアルト、
ロナルド・ダウドのテノール、
ロジャー・スタルマンのバス、
BBC合唱団、BBCコラール・ソサエティ、
シティ・オブ・ロンドン・クワイア、
ハンプステッド・コラール・ソサエティ、
エマニュエル・スクール・クワイア、
オーピントン・ジュニア・シンガーズ、
サー・エドリアン・ボールト指揮、
BBC交響楽団によるものである。
とにかく長大な演奏時間を要する大曲である。
第一楽章アレグロ・アッサイは、弦の音にティンパニの叩く音、
そして金管楽器が鳴り響き華やかに始まり、
そのあとに弦楽器が力強い旋律を奏でる。
それが静まったあとは、ハープの音に続き、
ヴァイオリン独奏が甘美な旋律を奏で、木管楽器が絡み、
弦楽器もロマンティックな旋律を奏でていく。
このあたりの音楽はリヒャルト・シュトラウスを思わせる。
ティンパニの音と共に嵐のような荒々しい音楽になり、
そのあとは牧歌的な音楽になり、
盛り上がりの部分と穏やかな部分が繰り返され、
ヴァイオリン独奏の部分になり、それにハープが絡んでいく。
そして、金管楽器によるファンファーレ風の音楽と、
ティンパニの叩く音にその沈黙は消され、
再び力強い音楽が展開されて終わる。

第二楽章レント・エスプレッシーヴォ・エ・ソレンネは、
ホルンの吹奏に続き、弦楽器がゆったりとした旋律を奏でて始まる。
森の中の雰囲気を示すような幻想的な感じが続き、
やがて金管楽器もからんで盛り上がりをみせる。
いったん静まったあと、金管楽器とティンパニで、
劇的な盛り上がりをつくったあと、ホルンが弱く吹奏する。
それは今までの何かを回想するかのような感じであり、
それを繰り返した後、木管楽器が静かに旋律を奏でて終わる。
第三楽章ヴィヴァーチェは、木管楽器の奏でる旋律のあと、
弦楽器が繰り返す音型のリズムに乗り、木管楽器が旋律を奏でていく。
やがて金管楽器も加わるが、いったん穏やかになり、
金管楽器と弦楽器で情熱的な旋律を奏でていく。
そのあとは金管楽器と弦楽器により華やかな感じの音楽が展開され、
弦楽器と金管楽器で美しい音楽が奏でられていく。
ティンパニの音のあと静けさは破られ、嵐のような荒々しい音楽になる。
そして、木管楽器とシロフォン、金管楽器による幻想的な音楽が繰り返され、
ティンパニと金管楽器で勇ましい感じの音楽が奏でられ、
盛り上がったあとは、いったん静まる。
そのあと金管楽器のファンファーレ風の音楽が入り、
木管楽器が優しい感じの旋律を奏でて、次の楽章に続いていく。
第四楽章アレグロ・モデラートからテ・デウムの部分に入る。
合唱による優しい歌声に続き、独唱者も絡んでいく。
突然金管楽器が狩りの音楽のような力強い旋律が鳴り響く。
そして合唱が加わり、壮大な感じの音楽になっていく。
金管楽器が鳴り響いた後、合唱と独唱による部分となり、
やがてそれに管弦楽が加わり、そのあと金管楽器のみの部分が続く。
それに弦楽器、合唱が加わり盛り上がったあと、合唱のみの部分となり、
再び金管楽器・弦楽器が続いて加わり高揚したあと、
いったん穏やかな感じになり、再び金管楽器と打楽器で盛り上がり、
最後は合唱のみの部分となり、穏やかに終わる。
第五楽章アレグロ・モルト・ソレンネ・エ・レリジオーソは、
山のなかでのこだま(エコー)のように、
合唱グループが交互に呼びかけるように歌う。
最初は女声グループの中で、次に男声の中で行われる。
そして、ソプラノ独唱が入り、そのあと合唱が入り、
効果的な響きをみせたあと、再びソプラノ独唱が入り、
今度は金管楽器の各グループの中で音を重ねたりし、
打楽器も加わり、それぞれが別の動きをして絡んでいく。
そして合唱が加わり、盛り上がりをみせていく。
いったんそれが静まり、木管楽器などによる幻想的な感じが現れ、
打楽器と金管楽器により再び荒々しい感じになり、
この幻想的な感じと荒々しい感じは繰り返されていくが、
合唱もこれに加わっていき、徐々に盛り上がりをみせて終わる。

第六楽章モデラート・エ・モルト・ソスティヌートは、
オーボエのソロで始まり、テノール独唱が歌い始める。
そして様々な楽器がそれに絡んで、
いったん金管楽器が加わり盛り上がりをみせる。
そのあとはソロの木管楽器による部分、弦楽器合奏の部分が続き、
再びテノール独唱が入り、再び弦楽合奏となり、
そのあと木管楽器や金管楽器も加わり、合唱も入る。
そしてソプラノ独唱が歌う部分が続き、男声合唱が入り、
女声合唱も加わって、様々な楽器も絡んでいく。
合唱と金管楽器で盛り上がりを見せて、合唱のみの部分となり、
そのあとシロフォンや金管楽器などが加わっていく。
そして男声合唱と金管楽器で盛り上がり、
木管楽器や女声合唱も加わり、少年合唱も加わっていく。
そして四人の独唱者の四重唱があったあと、
小太鼓の音と木管楽器の奏でる旋律が行進曲風に続く。
そして金管楽器とハープと男声合唱の歌が続き、
やがて行進曲風に合唱が歌っていき、
ティンパニが荒々しく音を叩き、金管楽器も加わり、
合唱と共に壮大な感じの音楽を展開していく。
ホルンが鳴り響き、フルートが旋律を奏でたあと、
合唱と金管楽器で力強く音楽を奏でていき、
いったん高揚した後、静まり合唱のみとなり、
続いて小太鼓の音と木管楽器の奏でる行進曲風の旋律が現れ、
弦楽器とともにバス独唱者が歌い出し、
金管楽器のファンファーレ風の音楽が入ったりながら展開し、
合唱のみが歌う部分となり、オルガンと弦楽器が加わる。
それが終わるとティンパニの荒々しい音に、
金管楽器も加わりその荒々しさを増し、鐘の音が鳴り、
再び合唱のみの部分となり、ティンパニの音が鳴り響き、
金管楽器がそれに加わり、また合唱のみの部分となり、
金管楽器が鳴り響いた後、弦楽器とオルガンが鳴り響き、
金管楽器が鳴ったあと、ティンパニの音が鳴り、
弦楽器のみの部分となり、最後は金管楽器と打楽器も加わり、
いったん盛り上がり、木管楽器のソロが悲しそうに鳴り響き、
弦楽器の旋律が繰り返されたあと合唱が入り、最後静かに終わる。
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ハヴァーガル・ブライアンの夏のワイン(交響曲第5番ホ短調)を聴く

2016-09-16 06:42:52 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1937年に作曲した夏のワイン(交響曲第5番ホ短調)である。
演奏はロデリック・ウィリアムズのバリトン、マーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるものである。
弦楽器による淡い感じの音型に、木管楽器が重なって始まり、
やがて、バリトン独唱が入り、「夏のワイン」の詩を歌う。
この詩はイギリス詩人のアルフレッド・ダグラスによるもので、
1890年代に書かれたもので、夜を描写した幻想的な感じの音楽が続く。
詩の中間部の5節目で、「おお、素晴らしく甘い時間よ!
おお、1杯の黄金のワインよ!」と歌うところから6節まで、
荒々しい部分が何度か現れ、打楽器と金管楽器が活躍し、
ブライアンらしさが出て、7節目からは再び幻想的な音楽になるが、
時々荒々しい感じが顔を現わし、最後はその荒々しい感じの中で終わる。
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