Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第19番ホ短調を聴く

2016-09-14 14:58:45 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1961年に作曲した交響曲第19番ホ短調である。
演奏はマーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるものである。
第一楽章アレグロ・スピリトーソ・エ・コン・アニマ・エ・レッジエーロは、
打楽器と金管楽器で行進曲風に始まり、それを弦楽器が引き継いでいく。
そして独奏ヴァイオリンの奏でる部分を経て、再び冒頭部分が現れる。
さらに弦楽器のゆったりとした部分を経て、行進曲風に進行し、
フルートの活躍する部分を経て、弦楽器がファゴットの音の上で、
穏やかな旋律を奏でて、打楽器と金管楽器が再び旋律を奏で、
盛り上がったところで、最後は穏やかに終わる。
第二楽章アダージョ-アレグレットは、
クラリネットやオーオエが旋律を奏でて始まる。
次に舞踏風な旋律が奏でられて、ゆったりとした部分になり、
そして木管楽器が活躍し、牧歌的な部分になる。
その後弦楽器と金管楽器を中心に徐々に盛り上げたあと、
再び木管楽器が中心となり、弦楽器と絡んでいき、最後静かに終わる。
第三楽章コン・アニマ・エ・ジョコーソは、
打楽器とオーボエやクラリネット、ファゴットが奏でる旋律に、
弦楽器や金管楽器が絡んでいき、行進曲的な部分が繰り返され、
最後は金管楽器と打楽器が鳴り響く中、高揚して終わる。
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