Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの演奏会用アリア「おお、裏切り者め」作品65を聴く

2017-01-07 12:28:15 | ベートーヴェンの合唱曲および声楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1796年に作曲した演奏会用アリア「おお、裏切り者め」作品65である。
演奏はレジーナ・クレスパンのソプラノ、
トーマス・シッパーズ指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックによるものである。
激しく躍動感ある前奏に続き、ソプラノ独唱者が歌い出す。
前半は自分を裏切った恋人への復讐心をドラマティックに歌う。
後半からのアリアの部分は穏やかな部分と情熱的な部分が交互に現れ、
女性の苦しみの心情が歌われ、最後は堂々とした感じで終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調作品78を聴く

2017-01-06 21:38:38 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1809年に作曲したピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調作品78である。
演奏はロベール・カサドシュのピアノによるものである。
第一楽章は、アダージョ・カンターヴィレの序奏で、
ゆったりとした感じに始まる。
主部はアレグロ・マ・ノン・トロッポで、
流れるように二つの主題が奏でられ、展開されていく。
最後は盛り上がったところで終わる。
第二楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、
軽快で流れるような旋律で始まり、最後は力強く終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「アテネの廃墟」序曲作品113を聴く

2017-01-05 22:48:31 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1811年に作曲した「アテネの廃墟」序曲作品113である。
演奏はハインツ・レーグナー指揮、
ベルリン放送管弦楽団によるものである。
重々しく暗い序奏に続き、明るい旋律が奏でられ、
主部に入り、盛り上がり力強い旋律が繰り返されていく。
そしてのどかな感じになったあと、
再び盛り上がり、最後は力強く終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第4番変ホ長調作品7を聴く

2017-01-03 11:35:45 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
明けましておめでとうございます。
元旦と二日は何も考えずにゆったりと休みました。
今年もクラシック音楽の様々な音楽を紹介していきます。
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1796年から97年にかけて作曲した、
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調作品7である。
演奏はアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのピアノである。
第一楽章アレグロ・モルト・エ・コン・ブリオは、
軽快なリズムに乗って流れるように第一主題が奏でられる。
この明るく軽快な主題に続く第二主題は穏やかな感じである。
提示部が繰り返されたあと、展開部に入り各主題が変形されていく。
そして再現部に入り、各主題が繰り返され、最後力強く終わる。
第二楽章ラルゴ、コン・グラン・エスプレッシオーネは、
三部形式で冒頭は穏やかでゆったりとした旋律で始まる。
中間でドラマティックに盛り上がりをみせたあと、
再び冒頭の旋律が現れ、耽美的な音楽が展開され、静かに終わる。
第三楽章アレグロは、舞踏風の旋律が奏でられて始まる。
その旋律を変形させながら長調から短調への転調も入れ、
変化をつけ、中間部ではやや陰影がついた感じになり、
再び明るい冒頭の旋律が奏でられて終わる。
第四楽章ロンド、ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーソは、
モーツアルトのような明るく優雅な旋律が奏でられて始まり、
高音と低音の旋律が交互に対話するように掛け合ったりする。
その主題はやがて変形されドラマティックな展開をし、
このあたりはベートーヴェンらしさが出ている感じがする。
再び冒頭の優雅な旋律が姿を現し、最後は穏やかに終わる。
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