Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ロベルト・シューマンの幻想小曲集作品73を聴く

2017-09-21 07:18:34 | ローベルト・シューマンの作品
今回取り上げるのは、1810年生まれのシューマンが、
1849年に作曲した幻想小曲集作品73である。
今回聴いたCDはヨージェフ・キシュのオーボエ、
イェネ・ヤンドーのピアノ演奏による。
この曲は本来ピアノとクラリネットのための作品であるが、
ここではピアノとオーボエによって演奏されている。
第1曲「静かに、感情を込めて」は、やや悲しい感じの旋律が、
オーボエによって奏でられて始まる。
叙情的であるが、最後は明るい感じで終わる。
第2曲「活発に、軽やかに」は、ピアノとオーボエが対話するように、
交互に旋律を奏でていき、明るく流れるように進行していく。
第3曲「急速に、燃えるように」は、
明るく力強い旋律が奏でられて始まる。
最後は盛り上がって力強く終わる。
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フェルディナント・リースの交響曲第7番イ短調作品181を聴く

2017-09-19 07:00:16 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1784年生まれのリースが、
1835年に作曲した交響曲第7番イ短調作品181である。
今回聴いたCDはハワード・グリフィス指揮、
チューリヒ室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・コン・スピリートは、
悲劇的な感じの主題で始まり、それは明るく変化していく。
もう一つの主題は木管楽器で始まる明るい旋律である。
提示部は繰り返されたあと展開部に入り、各主題は変形されていく。
ところどころベートーヴェンに似た感じを受けるところはある。
最後は悲劇的な第一主題を繰り返して終わる。
第二楽章ラルゲット・コン・モルトは、
弦楽器と木管楽器で牧歌的な旋律を奏でて始まる。
中間部で木管楽器が奏でていく旋律が平和でいい。
最後のところで盛り上がりをみせて、そのあと穏やかに終わる。
第三楽章スケルツォ(アレグロ・ノン・トロッポ)は、
流れるような旋律で始まるが、徐々に荒々しくなり、
盛り上がりをみせたあと、牧歌的な旋律が管楽器に現れる。
穏やかな部分と力強く荒々しい部分が交互に現れて、
最後は荒々しい旋律が続いてそのまま終わる。
第四楽章ラルゴーアレグロ・ヴィヴァーチェは、
明るく軽快な旋律で始まり、やがて舞踏風の旋律も力強く現れる。
いったん盛り上がりをみせて、クラリネットのソロが現れ、
再び舞踏風の旋律で盛り上がって、最後力強く終わる。
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フェリックス・メンデルスゾーンの序曲「アタリ―」作品74を聴く

2017-09-18 16:34:31 | フェリックス・メンデルスゾーンの作品
今回取り上げるのは、1809年生まれのメンデルスゾーンが、
1845年に作曲した序曲「アタリ―」作品74である。
フランスの劇作家ラシーヌが、旧約聖書を題材に、
書き上げた悲劇の付帯音楽として作曲された作品である。
今回聴いたCDはクラウス・ペーター・フロール指揮、
バンベルク交響楽団の演奏による。
管楽器によるコラール風の厳かな旋律で始まる。
そして弦楽器も加わりやがて明るい旋律が現れる。
そのあとはメンデルスゾーンらしい展開となる。
再びコラール風の旋律に続き、フーガ風の展開となる。
最後も明るい中、堂々とした感じで終わる。
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オットー・クレンペラーのメリー・ワルツ(歌劇「終着駅」より)を聴く

2017-09-16 11:39:48 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1885年生まれの指揮者として有名なクレンペラーが、
1959年に作曲した歌劇「終着駅」の中のメリー・ワルツである。
今回聴いたCDはアラン・フランシス指揮、
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
曲は軽やかに舞踏風な旋律が奏でられ始まる。
独奏ヴァイオリンとフルートがそれを引き継いで、
再び管弦楽全体で主題が奏でられていく。
そして、金管楽器にもう一つの主題が現れる。
再び舞踏風な旋律が奏でられていき、
金管楽器も加わり盛り上がりをみせて、
華やかになったあと、最後は穏やかに終わる。
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ヨハン・シュターミッツの交響曲ト長調を聴く

2017-09-15 21:45:13 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1717年生まれのヨハン・シュターミッツが、
作曲した交響曲ト長調である。
今回聴いたCDはコンチェルト・ケルンの演奏による。
第一楽章アレグロは、明るく軽快な旋律で始まる。
ホルンも鳴り響き、華々しく力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・センプレ・ピアノは、
叙情的な旋律でゆったりと始まる。
途中からダ・カーポ・アレグロとなり、
第一楽章のアレグロの部分が現れ、
そこがとても他の交響曲にみられず斬新である。
第一楽章の中に第二楽章がはさまれた感じである。
第三楽章メヌエットは、舞踏風の旋律で始まる。
トリオの部分ではホルンが活躍する。
第四楽章プレストは、生き生きとした旋律で始まる。
ホルンも絡み華やかなさを加え、颯爽とした感じで終わる。
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