てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

英語への手引き

2010-08-22 18:52:00 | ビジネスと社会
 処暑も猛暑、今日も暑かった。エアコンの効いた部屋から一歩出ようものなら、ちょっと動いただけで汗が滴り落ちる。60数年生きて来て、これほどの暑さは経験がない。天気予報では、向こう一週間まだまだ厳しい暑さが続くそうだ。予想最高気温が沖縄よりも高いのには驚いた。

 そこで、エンピロさんの先日の記事に触発されて思わず口をついて出た。

 You might think to do today's hot fish.


 この怪しげなる英語のような文章は、中学の担任の英語のS藤先生から教わったジョークなのだが、御案内の通り「言うまいと 思えど今日の 暑さかな」と読む。
 他にも Free care cowards to become Ms. Note. (古池や 蛙飛び込む 水の音)などがある。
 高校では商業のN中先生から「1月は雑煮を食べるからJanuary、食べ過ぎて2月は屁が出るからFebruary。辞書は<字引く書なり>でdictionary」と教わった。

 このような馬鹿馬鹿しい話は、50年近く経った今でも、鮮明に覚えているもので、なるほど英語を身近なものにする一つのコツかもしれない。歴史年表を語呂合わせで覚えたと同様に。

 そんなこんなで、英語では高校1年の終わりに落ちこぼれ、大学を出立ての新進気鋭のN西先生の課外授業で救って頂いた。S藤先生やN中先生の様なユーモアを交えたソフトタッチの勉強法ではなく、オーソドックスで剛速球だった。それでもN西先生のパチンコ戦利品のクッキーなどが褒美に頂けるのを励みに頑張り、2年間でぐんぐん力をつけた。
 N西先生は定年退官後、某医療生協の理事長を務めておられると聞く。英語に興味を抱くきっかけを与えて下さったN西先生にお目にかかることが叶うなら、44年間のご無沙汰を詫びた上で、一言お礼を申し上げたいと願う今日この頃である。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルーツ探求

2010-08-21 13:14:00 | ファミリー
 六十路に乗ってからというもの、ややもすると余命が脳裏を掠め、身辺整理を心掛けるようになった。自分の来し方を見据える内に、祖先に思いを馳せることにもなる。

 頭脳明晰のうちにと、目下我が家系図を作成中なのだが、小欄「2010/8/11 120年を四代で守る」でも書いたように、「土地の登記簿」を手掛かりにしての探求は、三代遡る(養夫を迎えた)曽祖母・喜與までで中断してしまった。

 別の方法を模索していた所、「除籍謄本」という手があることに気付いた。これならば高祖父母(駒五郎/千余)まで除籍謄本の交付を申請することができるので、もう一代前進である。さらにこれを手掛かりにしてもう少し遡ることが出来るかも知れない。月曜日に市役所が開くのを心待ちにしている。

<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=861590-1282454951-479-157"></script>
現在より七代(約250年)遡るomotann家系図
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西国三十三所巡り

2010-08-20 18:05:00 | 暮らしと生活
 菩提寺脇田山安養寺の本堂において、住職もこれまでに記憶にないというほどの記録的な猛暑の中で、読み上げ・施餓鬼法要が営まれた。併せて、先祖供養、初盆供養も厳かに行なわれた。

 法要の後は、会場を同寺客殿に席を移して、総代会が開かれた。議題の一つに隔年で開催している総代研修の件が諮られた。
 日程については、寺行事の制約上、“来年4月中旬で六曜の友引”ということで4月13日~14日(友引)と既に決まっている。
 例年苦慮する行き先の選定だが、協議に入る前に住職からナイス提案がなされた。向こう何年かかけて「西国三十三所巡り」をしてはどうかというものである。

 西国三十三所とは、近畿2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音霊場の総称。これらの霊場を札所とした巡礼は、日本で最も歴史がある巡礼行であり、現在も多くの参拝者が訪れている。先ずは第一番札所那智山青岸渡寺から始めたらというもの。
 この名案に一同異論はなく、総代メンバーの中で唯一これまでに西国三十三所巡りの満願成就を果たされたS村さんを先達にして敢行することにした。

 ただ、隔年開催の総代研修で「三十三所を打つ」のはちょっと気の長い話でましょくにあわない。幸いなことに今は時間と気持ちだけには余裕があるので、並行して満願成就に向け、自分流にも挑戦しようと思う絶好の契機となった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他人の空似

2010-08-19 17:10:00 | 舞台、ライブ
 昨夜は孫娘(ママは小林聡美似)を彷彿させる、子役の迫真の名演技に引き込まれ、映画「お引越し」(1993年相米慎二監督)をとうとう最後まで見届けた。久し振りの夜更かしだった。

 「主演の子役は田畑智子さんよ」と家内から教わり、そういえばかつてNHK連続テレビ小説『私の青空』で、彼女がヒロインを演じるのをちらっと横から観ていた。だから見覚えがあるんだと納得した。

 子供ながらも心の内面を見事に具現し、それが一挙手一投足に繋がる。まさに演技を超えた演技に感服した。併せて、母親役を演じた桜田淳子さんの女優として才能を見直した。

 田畑智子さんは、「お引越し」撮影時に小学6年ながら、中井貴一さんなどベテラン俳優を相手に堂々と主役を演じた。そして、このデビュー作品で93年キネマ旬報助演女優賞・新人女優賞、毎日映画コンクール助演女優賞、報知映画賞最優秀助演女優賞などの新人賞を総嘗めした。

 ところで、誰某似といえば中学3年の一番上の孫娘は、女優蒼井優さんに似ているとよく他人様からいわれる。
 世の中に3人はいるといわれる自分のそっくりさんだから、大いにあり得ることなのだが、勿論それは見た目だけのことであって、内面的には似て非なるものである。先方はプロの道に進んでいるだけあって、非凡な才能を持っている。手前勝手に誰某似というが、ご本人は迷惑千万な話に違いない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家庭菜園の醍醐味

2010-08-18 19:01:00 | 農事

器量こそ悪いが味は天下一品のシロウリ

 我が家の庭の片隅に家庭菜園を開墾して2年目、欲どしくもミニトマト、ゴーヤ、ナス、桃太郎トマト、スイカ、メロン、キューリ、シロウリ、オクラ、カボチャなどを所狭しと植えた。

 結果はお互いが栄養を取り合ってしまい、花は咲けども実にならなかったり、生っても数が少なかったり形が小さく変形したりと、虻蜂取らずで多くの課題と教訓を残した。

 しかし、桃太郎トマトとシロウリだけは例外で、今シーズン、いやこれまで食した中で最も美味しいものに出会えた。何よりも風味に本来のコクがあり、シロウリやキューリなどポリポリと独特の歯ごたえが堪らない。

 狭いながらも家庭菜園の利点は、料理途中にわざわざ畑まで足を運ばずとも、庭先から薬味にネギを取って来たり、キューリを捥いでなますにしたりと重宝している。
 今日日大抵のものは、スーパーに行けば年中安い値段で手に入るが、丹精して育てた野菜や果物だけに、何物にも代え難い。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする