凍てつく、とはこんな寒さのことなのでしょう。
午前9時過ぎ、晴れていますが、多分まだ気温はマイナス。
昨日の朝降った雪はサラサラで、まるで1月のようです・・・。
寒さにボヤいてばかりもいられません。まずはランチのご紹介、14日まで。
◎豚肩ロースと冬野菜のじっくり煮 八角風味 1000円
(自家製パンorごはん、副菜、サラダ、ドリンクつき)
◎魚介とトマトのラグーパスタ 950円
(副菜、サラダ、ドリンクつき)
こんな季節ほんとうに美味なのは、根菜ですね。
煮るのに時間がかかりますが、それだけに味のよく沁みたお野菜は、カラダにじわり効きます。
さらにこむぎの得意技、根菜+八角の香り。
甘く深いスパイシーさが、根菜のコクをうまく強調して、うまみ倍増。
ゆっくり味わっていただきたい煮込みです。
今回のパスタソース、仕込みの段階からたまりません。
あさり、エビ、イカを粗いミンチにして、ワインとトマトで煮込んでソースに・・・
この、魚介の旨味のまじりあった香りが、なんともいえないのです。
厨房で、「うーたまらん!」とついつぶやいてしまいます。
ぜひ、味わってみてくださいませ。たまらんから。
そしてお待ちかね。ビールのご紹介。
ぐっと冬のラインナップになりました。
まず、今日からの樽生が「ベアレン シュヴァルツ」。
おなじみ岩手の名醸造所の、ドイツレシピの黒ビール。
そうです。大麦小麦始まって以来初、黒色の生!
いままで何度か、黒にチャレンジしようか、いや、嫌いな方も多いのでは・・・と、思いとどまってきました。
ですが、今年おいしい地ビールにたくさん出合い、そしてお客さまたちも、いろんなビールの受け入れ幅が広くなっているようだ、ということで。
現に、寒くなってくると、とくにオススメしなくても濃い色ビールを求める方が増えてきています。
季節に合うビールをみなさん選んでいる。これはとてもウレシイ!
季節モノもご紹介しましょう。クリスマスビール、ただいま4種類入っております。
まずはベルギー「グーデンドラーク」。金色の竜、です。サンタ帽かぶってますね。
アルコール7.5%。ベルギーらしい、黒に近いコクと甘味のビール。スウィーツなんかにも合います。
ずんぐりしたボトルがかわいくて、おみやげに買う方も多い人気者。
こちらは、男性のジャケ買い率No.1。
「メール・ノエル」、女サンタです。スゴい姐さんです。きっとドSでしょう。
だって、甘さのみじんもない、スパイシーで8.5とハイアルコール。こちらもベルギー。
ガツンとやられたい方、どうぞ。
さて、どんどん参りましょう。
大きい方はドイツ。修道院ヴェルテンブルガーの「冬の夢」。ラベルもそれっぽくてイイです。
5%ですが、コクも苦味も濃い目のメルツェンタイプ。後味まろく、500mlでもするする呑めます。お料理にも合いますよ。
木のラベルは、おなじみサンフランシスコの地ビール、アンカー社の今年のスペシャル。
毎年、スパイスの配合を変えているそうですが、ココらしい程よい苦味は健在でしょう。
フリッツ社長の手描きのラベルも美しい。個人的に、大好きな醸造所です。
さてさて、いろいろ揃っちゃいましたよー。
あなたなら、どれを選びますか?
(M)