さてさて!10月も後半、八ヶ岳は初冠雪だそうですが、大麦さんのいろんな行事もあと半分!
明日は、大麦でも朗読とリコーダーのイベントで楽しませてくださる武藤哲也さんのリコーダー教室の発表会。
蓼科のホールのある施設での発表会のため、
大麦さんはケータリングを頼まれましてね。
40人分のパーティー料理を持って参上いたすわけですよー
というわけで、10/21土曜日は終日お店はやりません。
日曜はJOMONフードスケープもありますし、今日のティータイムから休みにして色々仕込んでおります。
またの機会にいらしてくださいませ!
そして、
10/25(水)、26(木)連休いたします。
またよろしくお願いいたします。
10/20(金)〜24(火)のランチメニュー
✳︎チキンときのこのパセリバター焼き
✳︎ホタテとブロッコリーポタージュ風ソースのパスタ
✳︎オリエンタルなサバカレー
✳︎スコーンセット
久々のガーリックパセリバター!
バターってシアワセな香りですよね〜〜
やっぱりおいしい、パセバタ!
サバカレーが4皿まとめて出ました。
しょうがを効かせて、最後にレモンをちゅちゅっとしぼるのがミソです。
やっぱりサバカレーうまい!
こちらもヨロシク!
10月29日の日曜日ですよー。
吉村瞳&小笠原友子ライヴ!!
〈諏訪ふぁんくらぶっのコーナー〉
「カニのお札」
この前の日曜日、大麦でランチをしてくださった常連さんS川さんファミリーが、JOMONフードスケープ会場である荒神の古民家に寄ってくださいました。
こむぎはその時古民家にいたので、いろいろとお話をしていたら、
子之神(ねのかみ)出身のS川さん、古民家に来たら思い出したのが
カニのお札
のこと!
なんだ、カニって!!??蟹〜〜?
こむぎはおおいに興味をひかれまして。
今回のふぁんくらぶっは、カニのお札について、いろんな方から聞き取り調査をしてみたってわけです。
想像ですが、書いて大麦に貼ってみました。
こんな感じでしょうか???
もちろんこむぎははじめて聞くお話。
昔のこの辺りの地区はなんでもある時期になると、「カニ」「蟹」と書いた紙を、玄関やお家の中、お蔵なんかに貼っていたそうで。
荒神の古民家家主のおぎちゃんママもおぼえていて、
「正月の6日あたりにお年取りをする風習があって、その時に貼ってたよ〜」
とのこと。
しかし、なぜ蟹なのかおぎちゃんママもわかりません。
S川さんもそれがギモン!
そこで、このコーナーの常連のH田のおいちゃんに聞いたところ
「おう、みんな貼ってただ。家のいろんなとこにな。正月明けたあとにお年取りするだよ。でも意味はしらねえ。
てっちゃんなら知ってただろうがな」
(てっちゃんとは、神之原の郷土史家の故原田鉄郎さんのこと)
とのこと。
(おいちゃんは、他にもわらの馬を作って餅を持たせて道祖神にお餅をお供えするという、良いところに早く嫁に行けるようにっていう習わしを教えてくれたり)
うーん、謎のカニ、、、蟹、、かに、、
そして夜更けに現れるのは、この辺の郷土や歴史に詳しい、子之神のU山さん。
お仕事途中にノンアル飲みながら、地元のことや諏訪の信仰、歴史を教えてくれたり。
U「あそこの遺跡、なんか聞いてるずら?
そーそー、やっぱりそう聞いてるか」
こむぎ「ところでU山さん、昔お家にカニの紙貼ってたことある?」
U「あるよー。お年取りの時。
昔はサワガニをつかまえてそのまんま貼りつけてたって話だけんど、へーいまじゃ蟹いなくなったずら。
だから、紙にカニって書いて貼ったっつうよー」
こ「ほお〜 なんの意味だったんだろうね」
U「おおかた、魔除けみたいなもんじゃねえ〜〜??
ほんでへー節分にはイワシずら」
Mさん「イワシって聞くよね」
こ「あとさ、S川さんが言うには、横線を何本も書いたって言ってただよ」←諏訪弁うつる
S川さんが、カニとともに覚えてる横線イメージ
こんなですか?
U「横線は節分ずら。
いちねんは12ヶ月ずら?横線は13本書くんだよ。鬼がさー12本なのに13本書いとくと、迷って家ん中入って来れねえっつー話だな。
だから一年災いがそこんちには来ねえっつーこと!」
なるほどおー
ナゾの横棒も節分でした。
こちらはH田のおいちゃんは、
「紙じゃなくて薪に掘ったもんだ」とのこと。
そして今日は、諏訪の中洲から猫林農園さんがりんごや洋梨なんかを納品に。
諏訪ネイティヴの猫林さんにも聞いてみましたよ!
「ええ、うちでもやってましたよ。
こどものころ、ばあさんが蟹の絵を描いてくれっつってね。
僕は何枚も描いて、それをお蔵とか家ん中貼ってました」
キター!こんどは蟹の絵説!!
こんな感じ?
横線についても聞き取り調査。
猫「横線てのは、鬼が間違えるんだよね、12本じゃないから。13本書くの。何回も数えてるうちに迷っちゃう」
やっぱりU山さんと同じことを!
蟹の意味は、うーん、魔除けってことなのかな?
この1週間、仕込みも大変でしたが、こんな聞き取り調査をしてました 笑
こんなことを知っている常連さんがいる大麦小麦もまたおもしろい店だなあ。
うーん、郷土に根付いた習わしも面白い!
まだまだたくさんあるのでしょうね。
S川さん、こんな調査結果でした!
大麦でもやろうかな、カニのお札。
と、節分には13本。
きっと災いが入って来ないと信じて!
(来週は、ふぁんくらぶっ会員よしえちゃん、おいちゃんと辰野にある鎮大神社に行く予定。中沢新一さんの「精霊の王」を読んだら行きたくなってしまった こむぎ)
明日は、大麦でも朗読とリコーダーのイベントで楽しませてくださる武藤哲也さんのリコーダー教室の発表会。
蓼科のホールのある施設での発表会のため、
大麦さんはケータリングを頼まれましてね。
40人分のパーティー料理を持って参上いたすわけですよー
というわけで、10/21土曜日は終日お店はやりません。
日曜はJOMONフードスケープもありますし、今日のティータイムから休みにして色々仕込んでおります。
またの機会にいらしてくださいませ!
そして、
10/25(水)、26(木)連休いたします。
またよろしくお願いいたします。
10/20(金)〜24(火)のランチメニュー
✳︎チキンときのこのパセリバター焼き
✳︎ホタテとブロッコリーポタージュ風ソースのパスタ
✳︎オリエンタルなサバカレー
✳︎スコーンセット
久々のガーリックパセリバター!
バターってシアワセな香りですよね〜〜
やっぱりおいしい、パセバタ!
サバカレーが4皿まとめて出ました。
しょうがを効かせて、最後にレモンをちゅちゅっとしぼるのがミソです。
やっぱりサバカレーうまい!
こちらもヨロシク!
10月29日の日曜日ですよー。
吉村瞳&小笠原友子ライヴ!!
〈諏訪ふぁんくらぶっのコーナー〉
「カニのお札」
この前の日曜日、大麦でランチをしてくださった常連さんS川さんファミリーが、JOMONフードスケープ会場である荒神の古民家に寄ってくださいました。
こむぎはその時古民家にいたので、いろいろとお話をしていたら、
子之神(ねのかみ)出身のS川さん、古民家に来たら思い出したのが
カニのお札
のこと!
なんだ、カニって!!??蟹〜〜?
こむぎはおおいに興味をひかれまして。
今回のふぁんくらぶっは、カニのお札について、いろんな方から聞き取り調査をしてみたってわけです。
想像ですが、書いて大麦に貼ってみました。
こんな感じでしょうか???
もちろんこむぎははじめて聞くお話。
昔のこの辺りの地区はなんでもある時期になると、「カニ」「蟹」と書いた紙を、玄関やお家の中、お蔵なんかに貼っていたそうで。
荒神の古民家家主のおぎちゃんママもおぼえていて、
「正月の6日あたりにお年取りをする風習があって、その時に貼ってたよ〜」
とのこと。
しかし、なぜ蟹なのかおぎちゃんママもわかりません。
S川さんもそれがギモン!
そこで、このコーナーの常連のH田のおいちゃんに聞いたところ
「おう、みんな貼ってただ。家のいろんなとこにな。正月明けたあとにお年取りするだよ。でも意味はしらねえ。
てっちゃんなら知ってただろうがな」
(てっちゃんとは、神之原の郷土史家の故原田鉄郎さんのこと)
とのこと。
(おいちゃんは、他にもわらの馬を作って餅を持たせて道祖神にお餅をお供えするという、良いところに早く嫁に行けるようにっていう習わしを教えてくれたり)
うーん、謎のカニ、、、蟹、、かに、、
そして夜更けに現れるのは、この辺の郷土や歴史に詳しい、子之神のU山さん。
お仕事途中にノンアル飲みながら、地元のことや諏訪の信仰、歴史を教えてくれたり。
U「あそこの遺跡、なんか聞いてるずら?
そーそー、やっぱりそう聞いてるか」
こむぎ「ところでU山さん、昔お家にカニの紙貼ってたことある?」
U「あるよー。お年取りの時。
昔はサワガニをつかまえてそのまんま貼りつけてたって話だけんど、へーいまじゃ蟹いなくなったずら。
だから、紙にカニって書いて貼ったっつうよー」
こ「ほお〜 なんの意味だったんだろうね」
U「おおかた、魔除けみたいなもんじゃねえ〜〜??
ほんでへー節分にはイワシずら」
Mさん「イワシって聞くよね」
こ「あとさ、S川さんが言うには、横線を何本も書いたって言ってただよ」←諏訪弁うつる
S川さんが、カニとともに覚えてる横線イメージ
こんなですか?
U「横線は節分ずら。
いちねんは12ヶ月ずら?横線は13本書くんだよ。鬼がさー12本なのに13本書いとくと、迷って家ん中入って来れねえっつー話だな。
だから一年災いがそこんちには来ねえっつーこと!」
なるほどおー
ナゾの横棒も節分でした。
こちらはH田のおいちゃんは、
「紙じゃなくて薪に掘ったもんだ」とのこと。
そして今日は、諏訪の中洲から猫林農園さんがりんごや洋梨なんかを納品に。
諏訪ネイティヴの猫林さんにも聞いてみましたよ!
「ええ、うちでもやってましたよ。
こどものころ、ばあさんが蟹の絵を描いてくれっつってね。
僕は何枚も描いて、それをお蔵とか家ん中貼ってました」
キター!こんどは蟹の絵説!!
こんな感じ?
横線についても聞き取り調査。
猫「横線てのは、鬼が間違えるんだよね、12本じゃないから。13本書くの。何回も数えてるうちに迷っちゃう」
やっぱりU山さんと同じことを!
蟹の意味は、うーん、魔除けってことなのかな?
この1週間、仕込みも大変でしたが、こんな聞き取り調査をしてました 笑
こんなことを知っている常連さんがいる大麦小麦もまたおもしろい店だなあ。
うーん、郷土に根付いた習わしも面白い!
まだまだたくさんあるのでしょうね。
S川さん、こんな調査結果でした!
大麦でもやろうかな、カニのお札。
と、節分には13本。
きっと災いが入って来ないと信じて!
(来週は、ふぁんくらぶっ会員よしえちゃん、おいちゃんと辰野にある鎮大神社に行く予定。中沢新一さんの「精霊の王」を読んだら行きたくなってしまった こむぎ)