温泉クンの旅日記

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内子町を歩く(2) 愛媛・内子町

2008-11-12 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <内子町を歩く(2)>

 内子座を見学して、そばにあった小奇麗な喫茶店でちょいと喉を潤して内子町を
歩く。



 うーむ。いやはや、なんとも古い町立の図書館である。これで現役とは恐れ入
る。
 町並みは江戸時代から続く歴史があり、重要伝統的建造物群保存地区として指定
されている。
 古い町並のなかを歩くと、なにか心が静まっていくのはなぜだろう。





 内子座のほかにも、実はもうひとつ目当てがあるのだ。
 それは和蝋燭である。手ごろな値段であれば何本か求めたい。
 大森和蝋燭屋は創業200年、木ろうを使って和蝋燭を作り続ける唯一の店であ
る。代々製法を受け継ぐ6代目の丹念な蝋燭作りの作業が見学できる。この店の
和ろうそくは、「日本のおみやげ」として2001年より、大英博物館に展示されて
いるとのことだ。





(あらら、なんと・・・)
 蝋燭屋は閉まっていた。あいにくの休業日のようだ。残念だがいたしかたない。



 前にあった、こちらも創業が古そうな森文醸造という店で、四国のどこかで買お
うと思っていた「だし醤油」を手に入れた。有名なのは香川県坂出市の鎌田のだし
醤油であるが今回はこれで我慢しよう。
 うどんや蕎麦のつゆとかいろいろな用途があるが、わたしは豆腐をこれで食べる
つもりでいる。

「おいしい酢卵」とかいうのを試飲していけと勧められ、高血圧によろしい、と
いう文字に惹かれて飲んでみた。酢と卵という名前よりはずっと飲みやすくおいし
いものであった。
 
 なんでも「酢卵(すたまご)」は、古来中国から伝わる健康飲料とかで、この
「おいしい酢卵」は米酢とパパイヤ酢に殻ごと有精卵を入れて溶かし、アセロラ
果汁やユズ果汁などで飲みやすく加工したそうだ。



 酢卵のせいか、猛然と腹がへってきた。
 裏通りにあった、中華そば屋の暖簾をくぐる。
 そういえば、昨日はうどんばっかりだったものな。



 ねぎラーメンを頼み、灰皿を探すがこの店は禁煙だという。中華系で禁煙は珍し
いが、郷にいっては郷にしたがえ、でしょうがない。



 魚介系の薄口の醤油スープ、細めのちゃんぽんのような麺でなかなか結構な一杯
だった。


  →「内子町を歩く(1)」の記事はこちら
  →「讃岐うどん」の記事はこちら

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