<読んだ本 2022年1月と2月>
(まだぜんぜん早すぎたか・・・・・・)
2月の2週目の平日を選んで、湯河原梅林を見物に出かけた。
それでも早咲きの梅がかたまって咲いている一角をみつけた。
山の斜面に植えられた四千本の梅が咲くにはまだ半月くらいかかりそうである。
かねてより、小田原北条氏が兵糧用にするために植えられたといわれる、三万五千本あるという曽我兄弟ゆかりの地である「曽我梅林」に行ってみたいと思っていた。
でも直前で四千本の梅のほうの湯河原に変更したのは、事前に駅員に確認したのだが運賃の支払いにスイカが使えなくて面倒そうだからである。そして、曽我の梅は白梅が多いらしく、それに比べ湯河原はピンクの紅梅梅が多く華やかそうだったからである。
湯河原駅からバスで「幕山(まくやま)公園」に向かった。2022年湯河原梅林「梅の宴」と銘打って、地元では盛り上げようとしている。推している梅ソフト、梅バニラは、今日は寒いのでまだ早い。
標高六百二十五メートルの幕山山頂までのハイキングコースがあり、一周するのに約二時間半かかるらしい。
そういえば、山好きの呑み仲間が、よく日帰りで幕山に出掛けると言っていたことを思いだす。そうか、ここだったのか。梅は早かったが、まあ良しとしよう。
梅だが、三月に入ってから行ったほうが絶対に間違いないと思う。
さて、1月と2月に読んだ本ですが、二カ月でたったの5冊、スマホに邪魔されて2022年も低調でのスタートだ。
1. ○宿敵(上) リー・チャイルド 講談社文庫
2. ◎宿敵(下) リー・チャイルド 講談社文庫
3.○鬼火(上) マイクル・コナリー 講談社文庫
4.◎鬼火(下) マイクル・コナリー 講談社文庫
5.○人間水域 松本清張 祥伝社文庫
でも、この二カ月は嬉しいことに好きな作家の本ばかり。
「宿敵」は久しぶりのリー・チャイルドのジャック・リーチャ―シリーズである。あいかわらず洋モノの本は二冊目になってから漸く面白くなる。一冊目は辛抱だ。
『(略)わたしの軍歴の大半で、直接あるいは間接の上司だったリオン・ガーバーという男がいる。
ガーバーは何かにつけては寸言やことわざを持ち出した。どんな状況にも一家言を持っていた。
よく言っていた台詞に、“目的を修正するのは賢い。むだに金をつぎこむのをやめられるからだ”というのがある。
この場合の金とは文字どおりの意味ではない。人手とか、リソースとか、時間とか、意思とか、
努力とか、労力とかのことだ。ガーバーは矛盾したことも言っていた。同じくらいよく言っていた台詞に、
“いまそこにまさしく仕事があるのに、よけいなことを考えるな”というのがある。もちろん、
ことわざは概してそんな感じだ。“船頭多くして船山にのぼる”と“三人寄れば文殊の知恵”や
“賢人はみな同じように考える”と“愚者はみな変わらない”のように。とはいえ、多少の矛盾した発言を
差し引いても、ガーバーは修正をおおむね奨励した。それも大いに。理由はもっぱら、修正とは
考えることであり、考えるだけなら害はないからだ。それでわたしも考えている。
懸命に考えている。(略)』
「目的を修正するのは賢い」。むだに時間とか、努力とか、労力をつぎこむことをやめられる・・・。
修正とは考えること・・・か。なんか、深いな。
→「読んだ本 2021年12月」の記事はこちら
(まだぜんぜん早すぎたか・・・・・・)
2月の2週目の平日を選んで、湯河原梅林を見物に出かけた。
それでも早咲きの梅がかたまって咲いている一角をみつけた。
山の斜面に植えられた四千本の梅が咲くにはまだ半月くらいかかりそうである。
かねてより、小田原北条氏が兵糧用にするために植えられたといわれる、三万五千本あるという曽我兄弟ゆかりの地である「曽我梅林」に行ってみたいと思っていた。
でも直前で四千本の梅のほうの湯河原に変更したのは、事前に駅員に確認したのだが運賃の支払いにスイカが使えなくて面倒そうだからである。そして、曽我の梅は白梅が多いらしく、それに比べ湯河原はピンクの紅梅梅が多く華やかそうだったからである。
湯河原駅からバスで「幕山(まくやま)公園」に向かった。2022年湯河原梅林「梅の宴」と銘打って、地元では盛り上げようとしている。推している梅ソフト、梅バニラは、今日は寒いのでまだ早い。
標高六百二十五メートルの幕山山頂までのハイキングコースがあり、一周するのに約二時間半かかるらしい。
そういえば、山好きの呑み仲間が、よく日帰りで幕山に出掛けると言っていたことを思いだす。そうか、ここだったのか。梅は早かったが、まあ良しとしよう。
梅だが、三月に入ってから行ったほうが絶対に間違いないと思う。
さて、1月と2月に読んだ本ですが、二カ月でたったの5冊、スマホに邪魔されて2022年も低調でのスタートだ。
1. ○宿敵(上) リー・チャイルド 講談社文庫
2. ◎宿敵(下) リー・チャイルド 講談社文庫
3.○鬼火(上) マイクル・コナリー 講談社文庫
4.◎鬼火(下) マイクル・コナリー 講談社文庫
5.○人間水域 松本清張 祥伝社文庫
でも、この二カ月は嬉しいことに好きな作家の本ばかり。
「宿敵」は久しぶりのリー・チャイルドのジャック・リーチャ―シリーズである。あいかわらず洋モノの本は二冊目になってから漸く面白くなる。一冊目は辛抱だ。
『(略)わたしの軍歴の大半で、直接あるいは間接の上司だったリオン・ガーバーという男がいる。
ガーバーは何かにつけては寸言やことわざを持ち出した。どんな状況にも一家言を持っていた。
よく言っていた台詞に、“目的を修正するのは賢い。むだに金をつぎこむのをやめられるからだ”というのがある。
この場合の金とは文字どおりの意味ではない。人手とか、リソースとか、時間とか、意思とか、
努力とか、労力とかのことだ。ガーバーは矛盾したことも言っていた。同じくらいよく言っていた台詞に、
“いまそこにまさしく仕事があるのに、よけいなことを考えるな”というのがある。もちろん、
ことわざは概してそんな感じだ。“船頭多くして船山にのぼる”と“三人寄れば文殊の知恵”や
“賢人はみな同じように考える”と“愚者はみな変わらない”のように。とはいえ、多少の矛盾した発言を
差し引いても、ガーバーは修正をおおむね奨励した。それも大いに。理由はもっぱら、修正とは
考えることであり、考えるだけなら害はないからだ。それでわたしも考えている。
懸命に考えている。(略)』
「目的を修正するのは賢い」。むだに時間とか、努力とか、労力をつぎこむことをやめられる・・・。
修正とは考えること・・・か。なんか、深いな。
→「読んだ本 2021年12月」の記事はこちら
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