温泉クンの旅日記

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長浜宿界隈(1) 滋賀・長浜

2010-01-06 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <長浜宿界隈(1)>

 北国街道、長浜宿である。



 いわゆる北国街道と呼ばれる街道には、二つのルートがふたつあるそうだ。
 ひとつは長野の北部から直江津(新潟県上越市)で北陸道に合流するルート。そういえば長野の海野宿がたしか北国街道の宿場だったことを思いだす。



 いまひとつが、滋賀北部の琵琶湖を南北につないで福井の今庄町で北陸道につながるルートだ。
 いずれのルートも、戦国時代には合戦に向かう武将たちが、江戸時代には参勤交代の大名たちが頻繁に利用したはずである。

 ここもJR長浜駅から歩いて五分とかからず近い。
 観光スポットであり、土産物屋や飲食店も多く「黒壁スクエア」と呼ばれる小ぢんまりした繁華街でもある。

 入り口にある安藤家の屋敷。見学もできるようである。



 思ったほど道幅は広くない。観光客が両側を通ったら、軽自動車で二台がギリギリすれ違えるくらいだろうか。





 やはり歴史を感じる建物も多い。


 
 長浜名物「鯖そうめん」という料理が有名な店があったが、鯖もそうめんも、どちらも好きだがちょっと敬遠してしまう。美味しいものを合体させて、それが美味しいとは限らないし、睡眠のたりないわたしには食べきる自信がない。

 最初の角には、黒壁ガラス館と呼ばれる建物があるが、観光客が集まりすぎていてうまく画像に納められない。



 秀吉の旗印であった千成瓢箪をぶら下げた店もある。



 奥のほうへいくとだんだん道幅が狭くなり、道のところどころに隣家との境界が不規則に出たり入ったりしているところがある。



 これは「武者隠れ道」といって、戦のときにそのへこんだ部分に武者が身を隠したという。他の街道ではみられないそうである。

 しかし、長浜宿のここらあたりは両側に女性が好きそうな店が多いようだ。


  ― 続く ―
 →「海野宿(1)」の記事はこちら

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