<眼光に・・・>
この猫は決して鳴かない。
頑なに鳴かない。
いつでも完全黙秘である。
それに首に付けた鈴を、どういうわけか鳴らさないで歩くことができる。だから、いつもどこにいるのかさっぱりわからない。
でもけっして鳴けないわけではないのだ。
病院に連れていくと、治療室からライオンのような咆哮が聞こえてくる。この猫が「あたしに触るんじゃない! その汚い手をいますぐに離せ!」と威嚇しているのだ。
この猫は鳴かずに、強烈なその視線でダイレクトに心に語りかけてくる。
眼は口ほどにものを言い・・・とはこの猫のためにあるような言葉である。
心奥を 瞬きもせず とっくりと
まさに、ひとの心奥(しんおう)を見透かし、見破るような眼光眼力だ。
眼光に 思わず気圧され 顔逸らし
心奥の 秘密を見抜く 眼力よ
→「海、すねる」の記事はこちら
この猫は決して鳴かない。
頑なに鳴かない。
いつでも完全黙秘である。
それに首に付けた鈴を、どういうわけか鳴らさないで歩くことができる。だから、いつもどこにいるのかさっぱりわからない。
でもけっして鳴けないわけではないのだ。
病院に連れていくと、治療室からライオンのような咆哮が聞こえてくる。この猫が「あたしに触るんじゃない! その汚い手をいますぐに離せ!」と威嚇しているのだ。
この猫は鳴かずに、強烈なその視線でダイレクトに心に語りかけてくる。
眼は口ほどにものを言い・・・とはこの猫のためにあるような言葉である。
心奥を 瞬きもせず とっくりと
まさに、ひとの心奥(しんおう)を見透かし、見破るような眼光眼力だ。
眼光に 思わず気圧され 顔逸らし
心奥の 秘密を見抜く 眼力よ
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