温泉クンの旅日記

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クラゲ水族館(2) 山形・鶴岡

2016-11-09 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <クラゲ水族館(2) 山形・鶴岡>

 もちろん水族館なので、クラゲばかりではない。魚は庄内地方の海や川に生息するものだけを展示しているという。







 クロソイ、数種のメバル、カジカ、アイナメ、カレイなど酒の肴になりそうな旨そうな魚がいっぱい泳いでいる。コブダイもいる。





 ズワイガニやエビ、海亀たちもいた。



 八十余年前(1930年)の昭和の初めに、地元有志が出資して「山形水族館」として建てられ、昭和三十九年(1964年)に新築移転し、年間二十万人が訪れる観光施設となった。
 ところが、隣県である新潟県や秋田県に水族館が次々とオープンした影響で九万人まで激減して、閉館の危機となってしまう。
 アシカショー、ラッコショーなどを企画するもすべて失敗、そんな時に「生きたサンゴと珊瑚礁の魚展」を開く。



 その準備中に、偶然、サンゴの水槽に三、四ミリの小さな生き物が三十個体ほど泳いでいるのをみつけた。それがサカサクラゲの赤ちゃんだった。餌を与えて育て五百円玉くらいになって展示してみると客の反応がもの凄かった。それがこの水族館の転機となったのである。

 レストランでは海月(クラゲ)ラーメンもあり、クラゲ定食、クラゲソフトなどもあるそうだが、腹が一杯なのでパスした。

 インターネットの情報が常に最新で正しいとは限らない。
 鶴岡に入ると昼食をとろうと、あさひインターで降りて目当ての「滝太郎あさひ」という食堂をさがしたのだがどうしてもみつからない。
 ガソリンスタンドで訊くと、その店は閉店したとのことで、しかもずいぶん前のことだという。
 あきらめて鶴岡駅に向かっていると、途中に「くるまやラーメン」をみつけて反射的にハンドルを切って駐車場に車を入れてしまった。郷土料理でもと思っていたのが、いつもの味噌ラーメンと餃子になってしまったのだ。



 ショータイムもあるのだが、「アシカショー」は終わる寸前の残念なタイミングだった。
 もうすぐ始まる「ウミネコの餌付け」には非常に興味をそそられたが、温泉好きのため萬国屋のチェックインタイムのほうを優先させることにしてしまった。





 最後にもう一度いうが、ここクラゲ水族館はジツにコスト・パフォーマンスが高い。



  →「クラゲ水族館(1) 山形・鶴岡」の記事はこちら
  →「あつみ温泉、萬国屋(1)」の記事はこちら
  →「久村の酒場(1)」の記事はこちら


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