「昨年12月にアフガニスタンで凶弾に倒れた故中村哲医師の功績を後世に伝えようと、新種のタマバエの学名に『Massalongia nakamuratetsui』(マッサロンジア・ナカムラテツイ)と付けられた。和名は『ミズメタマバエ』佐賀大農学部の徳田誠准教授(昆虫学)らの研究チームが発見、命名」されたそうです。チームは、「新種報告の論文執筆と学名を検討中に、中村さんの訃報に接」し、「面識はなかったものの、人道支援活動に共感していたエジプト出身のイルサイド・アイマン研究員が『中村さんの名前を付けることで多くの人に功績と精神を伝え、受け継いでもらいたい』と提案」があり、「ペシャワールの会(福岡市)を通じ、遺族の了承を得」たとのことです。「徳田准教授は『中村さんの活動に対しては尊敬という言葉以外にない。学名を通して後世の研究者や人々に功績を知ってほしい。と話」されています。「中村さんは昆虫好きとして知られていた」そうで、とても喜ばれていると思います。
(下:2020年8月12日西日本新聞-米村勇飛「中村哲氏の名 新種昆虫に 佐賀大発見『タマバエ』『活動尊敬、功績知ってほしい』より))
(下:2020年8月12日西日本新聞-米村勇飛「中村哲氏の名 新種昆虫に 佐賀大発見『タマバエ』『活動尊敬、功績知ってほしい』より))