大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「自宅療養支援に地域差」

2021年02月01日 05時20分20秒 | 日記
 「新型コロナウイルス感染拡大で急増する自宅療養者への生活支援に格差が生じている」ことが新聞で注目されています。【自宅療養者への生活支援】というのがされているとは知りませんでした。
 「東京都や神奈川県などは厚生労働省の通知に沿って食事や日用品を無償で宅配し、九州では熊本県も2月から実施する方針」だそうです。
 厚生労働省の通知とは?
「厚労省は昨年8月、都道府県などに対し、自宅療養者の支援について『外出せず生活を継続できるよう配食サービスの導入が重要』と事務連絡。国のコロナ対策の臨時交付金を活用できることも周知している」そうです。
 「福岡県と同じ緊急事態宣言対象となっている愛知県や名古屋市は毎日、3食分の弁当や飲料などを希望者の玄関先に届ける《置き配》を行」っているとの事です。「自宅療養者らが100人を超す熊本県と熊本市は2月から希望者にレトルト食品などの宅配を開始。トイレットペーパーなど日用品も必要に応じて配送する」そうです。「これに対し、福岡県は、軽症や無症状の患者について、医師が常駐し、食事も提供する借り上げホテルでの宿泊療養以外は原則認めない方針を維持。自宅療養する陽性者の多くについて、あくまで宿泊施設入所の〈待機〉と位置付ける。」そうで、待機と待機中の自宅療養とどう違うのでしょうか?しかも「感染拡大で自宅療養者・待機者は(1月)24日時点で2174人に上る。自宅療養が1週間以上になり、食事や日用品の確保に苦労する1人暮らし世帯などは少なくないとみられる」と、問題になっています。
 ところが「福岡県は『特段の要望はなく、民間のサービスもある』と支援に慎重な姿勢。『自宅療養の支援を手厚くすると保健所の負担も重くなり、重症化に対応しづらい自宅を選ぶ人も増えかねない』(幹部)との事情もある。福岡、北九州両市も県の判断に沿って生活支援を行っていない」そうです。
 〜自宅療養中の生活支援を知らない人が多いのではないでしょうか?
〜厚労省の通知は周知されているのでしょうか?厚労省の通知をどう判断されているのでしょうか?
〜ワクチン接種が目の前に来ているのに、亡くなった方の命は取り返しできません。医療機関の逼迫は続き、重症者は増加し、自宅療養中の死亡者も出ています。自宅療養中の家庭内感染増加の問題と合わせ検討して欲しいと思います。
(下:2021年1月27日 西日本新聞- 大坪拓也「自宅療養支援に地域差 愛知は配食、熊本来月から 福岡は未実施『宿泊が原則』」より)