アン先生の日本語観察にはいつも発見があり、驚かされます。今回は「大丈夫ですか?」、「大丈夫です。」の言葉です。
確かに結構〈違和感なく〉使っています。今日だってキャスターの方に「買い物袋は大丈夫ですか?」と聞かれ「大丈夫です。」と持参のエコバックを見せてました。
こうした「大丈夫ですか。」「大丈夫です」の会話について、「どっちなん?ようわからん。」と疑問を出されています。「言葉は生きているけん、言語学者の私はほとんどの変化に納得できる。ただ乱れている〈大丈夫〉はどうしても気に入らない」と言われています。〜うーん! 〈大丈夫です〉は相手の意思に否定でもない肯定でもない自分の都合を言ってるだけにしておく回答です。〈大丈夫ですか?〉は、持ってこない意志なのか、たまたまの事か等相手の考えや都合に触れないよう配慮した質問です。どちらにしても配慮した〜あいまいな表現になっているようです。考えて見れば、分かりにくいのですね。
でも、なんだか「意は通じるので大丈夫です。」と言われそうです。
(下:2021年2月5日 西日本新聞-アン・クレシーニ、北九州市立大准教授〈アンちゃんの日本GO!〉欄「『ダイジョウブです』は大丈夫ですか?」より)
確かに結構〈違和感なく〉使っています。今日だってキャスターの方に「買い物袋は大丈夫ですか?」と聞かれ「大丈夫です。」と持参のエコバックを見せてました。
こうした「大丈夫ですか。」「大丈夫です」の会話について、「どっちなん?ようわからん。」と疑問を出されています。「言葉は生きているけん、言語学者の私はほとんどの変化に納得できる。ただ乱れている〈大丈夫〉はどうしても気に入らない」と言われています。〜うーん! 〈大丈夫です〉は相手の意思に否定でもない肯定でもない自分の都合を言ってるだけにしておく回答です。〈大丈夫ですか?〉は、持ってこない意志なのか、たまたまの事か等相手の考えや都合に触れないよう配慮した質問です。どちらにしても配慮した〜あいまいな表現になっているようです。考えて見れば、分かりにくいのですね。
でも、なんだか「意は通じるので大丈夫です。」と言われそうです。
(下:2021年2月5日 西日本新聞-アン・クレシーニ、北九州市立大准教授〈アンちゃんの日本GO!〉欄「『ダイジョウブです』は大丈夫ですか?」より)