大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大阪コロナ重症センターヘ、福岡和白病院3名看護師派遣

2021年02月16日 05時22分07秒 | 日記
 「大阪コロナ重症センター」(大阪市)に福岡より1カ月派遣された福岡和白病院(福岡市東区)の看護師さん3人が、和白病院の元の職場に復帰され元気に働かれているそうです。びっくりするのは、「3人を送り出した福岡和白病院では昨秋、患者や看護師の間で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生した」ところなんです。「和白病院は、感染が広がった病棟の看護師全員を一時在宅介護勤務にし、他の病棟などから看護師30人を集めて総入れ替えし、感染拡大の不安に対応した」とのことです。〜クラスター発生するとこういう対策をされるんですね。大変だったことでしょう。「そんな体験があるからこそ、大阪のSOSを見過ごせなかった。『コロナ禍は災害。助けに行こう。後は残った者たちでやっていこう』(蒲池真澄創設者)。病院は人工心肺装置【ECMO(エクモ)】を使う重篤患者を含め、コロナ患者をできる限り受け入れる一方、3人の大阪派遣も決め」られたそうです。「白羽の矢を立」てられた3人は「いずれも『行きます』と即答」、家族に対しては「自分で役立てるのなら行きたいと思った。家族は事情を話せばきっと分かってくれると思った」との事です。派遣された3人が「寝泊まりしたのはセンターから貸し切りバスで約30分のビジネスホテル。朝、弁当を1個渡され、残り2食はコンビニの弁当で空腹を満たし、外食は控えた。年末年始に家族と離れ、ひたすらコロナ患者と向き合う日々は、看護師の原点に立ち返らせた」そうです。「3人は今、元気に原職に従事」されていて、「『患者さんとの接し方の基本は同じ。派手でも特別でもない。清潔を保ち、家族を置き去りにしないこと』(坂本さん)『全国の看護師と一緒になって患者さんさんのために働くのは楽しかった』(佐野さん)『患者さんの容体が改善していくのがうれしかった。福岡から来てくれてありがとうと感謝され、力が湧いた』(崎田)と振り返って」話されているそうです。「病院は2月にもクラスターが発生したが、変わることなく、患者一人一人を大事にする現場に支えられている」そうです。
(下:2021年2月12日西日本新聞〈新型コロナ〉欄「看護師の誇り新た SOSの大阪に派遣 福岡和白病院の3人 患者の容体改善励みに」より)