大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

性教育は人生の基礎情報

2021年11月15日 05時22分37秒 | 日記
 「You Tubeで性教育を発信する助産師シオリーヌ(本名、大貫詩織)さん(29)。避妊具の着用方法や妊娠の仕組みなどを紹介する動画が人気を集め」ているそうです。「『性の話をもっと気軽にオープンに』 その一言からシオリーヌさんの動画は始まる。視聴者の過半数は13〜24歳の若者で、中には保護者や学校の先生もいる」そうです。〜どんな動画か?見てみましょう。
 シオリーヌさんが「こうした実用的な性教育に取り組むキッカケとなったのは」?
「産婦人科医院に勤務していた時、妊娠の仕組みを知らない患者が多くいた」からのようです。「ユネスコ(国連教育科学文化機関)などは、生殖から人権、ジェンダーなどの包括的な性教育を5歳から段階的に教えるよう求めている。一方で、日本ではまだまだ性教育が行き届いているとは言えないのが実情と感じられた」とのことです。
 〜学校では教えられていないのでしょうか?どうも学校では避けられている?
「(背景に)、文部科学省が学校で教える内容を示す学修指導要領では、〈妊娠の経過については〈扱わない〉」と定め」られている事が提起されています。「性教育=性行為の教育と誤解されることもある」そうです。
 「ネットでは不正確なものも含め大量の情報が出回る中、子どもたちが正しい性教育の情報を気軽に学べるコンテンツをどう作るか」を考えられたとのことです。「2019年にYouTubeで性教育の動画配信を始め」、「今秋には、性教育ドラマを5話制作し、配信」されているそうです。「授業で使いたいという相談」には「許可不要で自由に使って欲しいと呼びかけ」られています。シオリーヌさんは「性教育は自分で自分の人生を決めるための基礎情報だと考える。知識をつけることで、子どもたちが後悔しない選択ができるようにしたい」と話されています。〜大切なこと、ちゃんと勉強して、気軽に話せる社会に変わらないとね。
(下:2021年11月7日 朝日新聞-阿部朋美「性教育 YouTubeで届ける タブー視に危機感 人生決める礎だから 指導要領 妊娠の経過『扱わず』」より)