横浜田舎物語

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『変なおじさん』

2010-09-28 | 出来事
今日もうすら寒い横浜です

こんな日はあまり出かける気がしませんね。

セントラルは休みだし、自転車にも乗れないし、たまにはおとなしくしていましょう。

タイトルの『変なおじさん』ですけど、けっして”志村けん”のお話ではありませんよ。

昨日、関内まで出かけた話を書きましたが、その帰りのできごとです。

このところ人身事故が多くて、頻繁に電車が遅れますが、昨日もその影響で
横浜駅のホームは電車待ちの人々で歩くことも困難なほどあふれかえっていました。

急行なら一駅立つだけだからと、どうせ座れるわけがないという状況で並んで待ちました。

その並んだ列のすぐ前には背広の肩に”フケ”が落ちている中年の男性(正確には後ろから見たら中年に見えた)

電車が到着し、ドアが開くとその人振り向いて「お先にどうぞ、僕は立っているから先に乗って座って」と親切な言葉
でも、どう考えてもこの辺りでは座れそうもないのです。

この時点で<変な人>って思ったのですが

案の定座れるわけもなく、つり革につかまってMさんと話し始めたら

さきほどの男性「どこで降りるの?」ってやけに馴れ馴れしい

Mさんが「○○ですよ」

すると

「僕は××駅なんだけどね、これ急行だから止まらないけど、○○まで行って
一駅戻るんですよ」
聞いてもいないのに親しげに話し出した。

「そうなんですか」とMさん、当たり障りのない返事でかわしていたのですが

その男性、いやもうこうなったらおじさん

この私に向って「奥さん何年生まれ?」いきなりジャブがきました

ふん、女性に年を聞くなんて、なんてあつかましい

黙っていると、「僕より若いよね 23年くらい?」とストレート

「まあそんなところですよ」ムスッと答えた私に何も感じなかったのか

「僕はね、63歳なんだよ 誰もそんなふうに見てくれないけどね」

どういう意味よ

「顔どうにもならないよねえ 生まれ持ったものなんだから 童顔だからねしかたないさ」
アッパー

はあ?  しばらく理解に苦しみましたが・・

ちょっと、あなた、もしかして

とてもそんなお歳に見えませんねえ

って言ってもらいたかった?

いやいや参りました  もううんざりで心の中では<お願いだからかかわらないでよ>

その後はいっさい無視

Mさんと写真展の話で盛り上がりながら駅に到着した時はほんとにホッとしました。

でもよく考えたら、おじさん寂しかったのかなあ
あの時間に電車に乗ってるってことは、もうお仕事リタイアしてるのか?

家に帰っても誰からも相手にされないのか?

そんなこと考えたらなんか可哀そうになってきましたけど

もしも現役時代、社内で若い同僚にこんな話したら、みんな離れちゃいますね

ただ、ひとつだけ、私の本当の生まれ年を当てたのは鋭い観察力がありましたね

自称”実年齢より若く見られる”おじさん、肩の”フケ”のお手入れも怠りなく、ねっ
コメント (6)
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