横浜田舎物語

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”かんぽの宿焼津”と駿河湾の味

2011-01-19 | 静岡関連
お墓参りの後は、おいしいもの巡り

まずはランチです。

こちらは藤枝市内にある手打ちそばの『蕎麦蔵』
偶然に見つけた店ですが

  

友人たちは寒さから、鴨南蛮などを頼みましたが・・
そこはねえ 

蕎麦好きとしては、初対面の店ならなおのこと、これですよ
1枚650円、お値段も味も気に入りました。

久しぶりの集合で話すことは山ほど、年齢とともに内容も変わってきましたが
今回は、中心者のTちゃん、ご主人は当初から私のブログのファンだと
いつもお会いするたびに感想を聞かせてくださいましたが

昨年秋、突然脳梗塞で倒れ入院、幸い命に別条はなく、左半身マヒで現在リハビリを
頑張っています。
言語も正常のようなので、本当に不幸中の幸いでした。

今もリハビリ入院中ですが、お正月も仮退院の許可が下りたにもかかわらず
返上で頑張っているとのこと・・・1日も早い復帰を願ってます。
そして、ブログの感想をまた聞かせてくださいね。

と言うことで、毎年宿のお世話をしてくれたTちゃんが宿泊参加できないので
急きょ私にお鉢が回ってきた

まあ、お宿をとるのは得意中の得意ですから、任せてね
と、予約したのが



かんぽの宿は、以前なら郵便局の簡易保険に入っていることが条件だったみたいですけど
今は誰でも泊まることができます。

その上、セントラルのメンバーズカードがあると割引の特典も付いて来ます。



部屋から見える駿河湾、そして遠洋漁業で世界的に有名な”焼津港”

水平線に浮かぶ雲が、対岸の雪の山のようです。

雲を右方面に行くと、悲喜こもごも、先行き不安な”富士山静岡空港”があります。
いまだになぜ造ったのか理解に苦しむと地元の人々も言ってますが




夕闇が迫るころ、入浴、そしてお待ちかねのお食事タイムです。

ごく一部ですが

  

一番お得なプランです。
お隣のご夫婦のテーブルには蟹がのってましたけど・・

夫に「一番安いのにした」って言ったら

「みんな金持ちなんだろう、高いのにしたら」って言われましたけど
「うん、家を除いてはね、でももう、そんなに食べられないからね」と

みんなに話したら、その通りって納得してくれましたよ

それでも1品くらいは増やそうかと



頼んでしまいました、桜えびのかきあげ、地元ですもの

「もう一人も欠けないでね」ってH江ちゃんの言葉、実感です、胸に迫りました。

おいしい地酒もいただいて、体調完全復帰です  
やっぱりおいしいものをおいしいって感じられることが一番の幸せ

「寝言言うから許してね」「咳が止まらないかもしれない」「いびきかくよ~」って
お互いさまよ、気にしない気にしない

だってもう家族みたいな、姉妹みたいな私たちでしょう。

修学旅行みたいにわいわいしながら布団にもぐりこみました。


そして   朝で~~す



布団から出たのが7時過ぎだったのでもうすっかり太陽は昇ってしまいました
今日もいいお天気  水面が太陽の光で輝いてます
水平線はまだ雲に覆われてますね。

こちらの宿は10時チェックアウトなのですが、『かんぽの宿会員』だと12時まで部屋で過ごせます。

11時45分頃出発、朝ご飯、これも地元産の食材を使ったビュッフェだったのですが
しっかり食べたのにもうお昼

焼津=海=漁場=魚料理

かんぽのフロントお姉さんに聞きました。

そして向かったのが、焼津港ではなく、その先にある”小川港(こがわこう)”

ここで昨日の富士が見えたのです
そしてそのまん前にある『小川港魚河岸食堂』




中に入ってまずびっくりしたのが




壁一面のメニュー  これでもごく一部なんです。

さっそく注文

  

友人たちが注文した丼  寒天みたいな、ところてんみたいなものはコラーゲンだそうですよ。

         そして私は

                   

ほんとうは真ん中に”いくら”でしたけど、わがまま言って取り換えてもらいました。

ご飯は意外に少なくてでもお腹いっぱい、おいしかったあ
新鮮だし、下に隠れているネタもあるんですよ。

お正月の借り?をすっかり返してしまいました。

焼津港の方が有名で観光客はそちらに行くことが多いそうですが、
ほんとうにおいしい店って、地元の人の口コミが一番ですね。

宿も食事も大満足の2日間でした。

これもみんな先に逝ってしまったSさんのおかげ、でもいつだって一緒です。

<来年もまたみんな揃って来るからね~

風はあったけど、暖かい日差しの海と富士山に向かって心の中で叫びました

コメント (11)
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