・・・自宅のある、東海市は古代日本の有力豪族尾張氏の発生と深い関係のある、氷上姉子神社があり、古代史に興味のある、人間にとって色々と勉強すると面白い遺跡が多いです。 氷上姉子神社の近くに昭和の40年代まであった、カブト山古墳跡があります。
「個人の研究資料から」
カブト山古墳は古墳時代前期の四世紀末に築かれたと推定され、直径45m,高さ約4.4mの円墳です。 カブト山古墳を含む名和古墳群を調査した地元の研究者によると 名和古墳群は尾張氏関係の古墳ではなく、知多臣の関係したものであろうと結論している。 畿内から、やってきた豪族は古墳文化を伴っているので、その古墳を考えると、 尾張氏の熱田の前方後円古墳に比べて差がありすぎるのが、尾張氏でないとする理由である。
しかし、カブト山古墳からは三角縁神獣鏡が出土している。 この事は古代史上での、この地と畿内との関係を考えるうえで大きな意味を感じた。