・・・国有地売却の決裁文書を財務省が問題発覚後に書き換えた疑惑について、朝日新聞が最初に今月2日の朝刊で報じた。
その後、各報道機関が争って報道しており、且つ、国会では毎日のように取り上げられている。
私は若い頃から、今まで一貫して朝日新聞を読んできた。
その理由は、時の政権に、攻撃されるような新聞社が一番、存在価値のある報道機関だと理解しているので、今は、この件に対する、さらなる、朝日新聞の調査・報道を期待している。
そういう目で、毎日、朝日新聞を読むのを楽しみにしているが、ここ数日、朝日新聞の紙面に「書き換え疑惑」についての報道がほとんどないことに、心配している。(今朝は、久しぶりに一面に記事は掲載されていた。)
安倍首相は朝日新聞を目の敵にしているはずだから、かなり、新聞社にはいろんな圧力がかかっているはずである。
また、ヒョットして、この件は朝日新聞の誤報道かもしれない。
新聞紙面に表れてないところで、新聞記者の調査が、どう進んでいるのかとても興味深い。
ここ数日の朝日新聞のこの件に対する報道の低調さが、これからの展開を考えると、何となく不気味である。