小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

血圧の薬

2019-12-27 06:13:51 | 心房細動/アブレーション
2カ月ぶりの定期受診。
先生に言われたことを書き留めておく。

①心臓は正常な脈を維持しているが、血圧が高いのが気になる。(150−90)
②塩分摂取量は一日7gが理想と言われているが、自分の場合、おそらく20g近く摂っているだろう。塩分控えめの食事を心がけること。
③高血圧と心房細動とは密接に関係している。高血圧の人は心房細動になりやすい。
④高血圧は、血管へのダメージ(脳梗塞などへのリスク)はもちろんのこと、心臓のポンプ機能への負担も大きい。
⑤尿蛋白が見られるが、血液検査では腎臓の機能低下を表す数値は見られないので、ストレスや高血圧による影響なのかもしれない。
⑥飲酒はしても良いが、一度にたくさん飲むことが良くない。痛飲しないように。
⑦2度目のアブレーションから11カ月が経過し、次回2ヶ月後の状況をみて、2種類服用している薬を1種類減らす方針。
⑧血圧を下げる薬を飲んでもらう。次回受診まで改めて血圧の様子をみる。


ついに自分も血圧の薬を飲むことになってしまったのか。
愕然とする。

「先生、血圧の薬に一旦手を染めてしまうと、もう一生涯飲み続けなければならないと聞きますが、本当なのですか?」

「いえ、そんなことはありませんよ。
一旦薬を飲んだとしても、生活習慣を見直し、血圧の数値が下がって安定すれば、飲まなくてよくなります。
そういう人もいますよ。
薬を飲んだからといって、塩分を多く摂っていれば、効果も半減します。」

「つまり、自分を律することができるか、ですね。」

「まあ、そういうことです」




体にガタが来てる50歳。
ついに、高血圧の、

「薬、のみまーす!」

アムロ風(T_T)













定期検診

2019-07-12 07:18:31 | 心房細動/アブレーション
アブレーション後の定期受診。
2回目の手術後6か月が経過、心エコー、心電図ともに大きな問題なし。
左房容積LAVは100から60へと大きく改善しているとのこと。
薬の服用はもうしばらく継続。
週4で7,8kmラン。
週2でビール3本。
ちょっと多いですねと。
薬代含めて1万円は痛い出費だが、健康には代えられぬ。



LAV=Left Atrial Volume

心房ってatriumか。
アトリエ、工房と同じ語源なんだな。アトリエとは広くて天井の大きな明るい空間のイメージ。
50歳になっても日々勉強。








アブレーション2回目の記録

2019-01-26 12:53:03 | 心房細動/アブレーション
1月22日、JRに乗って10時20分に病院へ到着。
患者サポートセンターにて入院申込書や保険証などの書類を提出し、事務手続きを済ませ病棟へ。
パジャマに着替えてしばらく待っていると、担当の看護師がやってきて、入院中のスケジュールを説明してくれた。
この看護師は、昨年5月に入院したときにも担当してくれた新人さんで、自分も覚えていたし、彼女も自分のことをよく覚えていてくれた。
午後からの経食道エコー検査のために、さっそく採血と点滴ルート確保。
心電図モニターも装着された。
剃毛は自宅で済ませてきたと伝えると、とても感謝された。
念のためと確認されてOKをもらう。



昼食はなし。
午後、主治医からの説明を受け同意書にサインし、看護師と一緒に手術前に行う一連の検査に向かう。
外来で混み合う1階でレントゲンを撮ったあと、2階の生理検査室にて心電図検査。
「不整脈出てますか」と尋ねると、私からは何も答えられないと紋切り型の返答に思わずニヤリとしてしまう。
経食道エコー検査は、3人がかりで行われた。
口を開けて喉の奥にスプレーの麻酔薬をシュシュと3回、指示されたとおりにゴクっと飲むと、前と同じ味がした。
点滴による鎮静剤がそれほど効かなかったのか、前とは違い検査中は終始ぼんやりと意識があった。
病棟の看護師に迎えにきてもらい車いすでベッドに戻る。
1時間くらいボーっとしていると、夕飯が運ばれてきた。



600キロカロリー、鶏肉のトマト煮が美味しかった。
薬剤師がきて手術前につき、抗凝固薬プラザキサの服用が制限されるとの説明があった。
新しく胃薬ネキシウムカプセルも処方される。

夕食後は読書をしながら過ごす。
経食道エコーのせいか喉に若干違和感があるが、それほど気にはならない。
10時の消灯後も眠れず、結局就寝は12時過ぎだった。
隣からのいびきが強烈であったが、耳栓を持ってきて大正解。


手術当日。



朝ごはんは270キロカロリー。
食欲はないが、今日一日何も食べられないだろうから食べておこう。
持参した電動歯ブラシが思いの外うるさいので、シャワー室まで移動して歯磨き、洗顔を済ませた。
朝9時30分、足が悪い高齢者が入院してきたからと、トイレが近い自分のベッドを明け渡し、一番端の病室に移動した。
窓から電車が見える部屋になって、かえってラッキー。
10時すぎに看護師がやってきて手術に備えて2本目の点滴を装着。
一針目を失敗し、2回目で成功した。
ドンマイ。



尿道カテーテルの挿入は、手術室にて麻酔後にと先生にお願いしてあるので、病棟の看護師が行う処置はここまで。あとは手術室に呼ばれるのを待つだけだ。
「麻酔後に尿道カテーテルを入れたいのなら直接先生にお願いしてください」と病棟の看護師が昨日言った理由がこのときにピンときた。
あくまでもそれは患者の希望であって、本来病棟の自分たちがやるべき仕事をサボってオペ室に押し付けたと思われたくないからなんだな。
病棟の看護師からは言いづらいってわけか。
ははーん。
微妙な職場のパワーバランスって、どの世界にも存在するものなのだな。

自分の手術の順番は、3番目でその日の最後だという。
2回目のアブレーションということもあり、時間を気にしないでやれる処置をすべてやろうと組んだスケジュールだと主治医からは説明を受けた。
ありがたいことだ。
15時に呼ばれる予定だったが、実際に呼ばれたのは15時30分。
「さあ行きますよ」
車いすに乗る前に看護師に前貼りを貼ってもらう。
恥ずかしいので自分でやると言ったが、聞き入れられず。
どんな顔をするのかと看護師を注視していたが、その表情に一切の変化はなかった。
お主さすがプロよの。
パジャマを前後に着替えて車いすに乗り、1階の手術室まで運ばれる。
いざ決戦。



手術室の大きな扉が開いて中に入ると病棟の看護師とはそこでお別れ。
オペ室の看護師に引き継がれる。
手術室の真ん中にはテレビでよく見る手術台と大きな照明ライトがあり、その周りにはたくさんのモニタやら機器やらが雑然とところ狭しと並んでいる。
手術台の周りで男女合わせて5,6人が忙しそうに作業をしている。
用意された踏み台を登り手術台の上に腰掛けると、前に経験しているとはいえ一気に緊張感が高まってくる。
そこに主治医が現れ、会釈を交わす。
チームのリーダーはこの先生なのだろう。
「そのモニターの画像はもう(自分)さんのになっているの?」
「いえまだです。すぐに切り替えます」
各人にテキパキと指示を与えている。
かっこいいなあ。
看護師たちが背中や首や肩や腕に電極などのシールを貼っていく。
背中に貼ったシールの位置が違うと、先輩らしき看護師がダメ出しをしながら貼り直す。
人数が前より多いのは、研修医がいて指導も兼ねているからのようだ。
横になってと促された。
自分はいよいよ鯉になるのだと思った。
「では始めます。薬が入るので右腕の点滴針のところが少し痛みますよ」
頭の上のほうから看護師の声が目を閉じている鯉に届いた。
ホントだ、腕にじわじわきてる感触があるな。
1分くらい経っただろうか。
まだ意識がある。
どうしよう。
2分経過してもまだ意識がある。
どうしよう。
このままずっと意識があったらどうしよう。
緊張はマックスに。
・・・鯉の記憶はここまでだった。

気がつくと病室のベッドの上にいた。
時刻は23時30分。
右鼠径部の傷口が痛む。
さらに腰が痛い。
ナースコールで看護師を呼び、体を横にしてもらった。
喉がからからに乾いてしかたがない。
無理やり体を起こし、何とか冷蔵庫に手が届きタリーズを一気に飲み干した。
携帯を取り、ラインで娘たち二人も病院に来てくれていたことを知る。
大雪の日に申し訳ないと思った。
夜中3時くらいに看護師がやってきて、術後6時間が経過したので起きてもいいと、固定していたバンドや点滴などを外してくれた。
腰は痛いし目がぱっちりと開いて全く眠くない。



廊下に出てストレッチなどをしながら30分くらい過ごしていると腰は随分と楽になった。
明け方5時過ぎに待望の眠気がやってきた。

昼12時30分、主治医がやってきて手術内容の説明を受ける。
外来の合間に抜けてきたという。
医者ってどれだけ忙しいのだろう。

説明の概要は、以下のとおり。

①前回行った肺静脈の電気的な隔離が完成されていることを確認した。ただし、その範囲が若干狹かったため、一回り大きく広げた。
②電気刺激等により誘発すると簡単に心房細動が出てしまうことから、心房筋がダメージを受け電気的に弱く傷んでいるようだった。
③2箇所の肺静脈の隔離ラインを上下の線でつなぎ、電気的に不安的になりやすい左房の壁を隔離した。
④その後、心房細動を誘発すると、続くときもあるが、自然に止まるようにもなり、電気的に安定してきたようだった。
⑤肺静脈以外に心房細動の起源がないか、しつこく10回くらい誘発してみたが出なかった。
⑥肺静脈周辺と左房の壁の次に心房細動が出やすいとされている上大静脈の隔離は前回やっているが、今回改めて完成していることを確認した。
⑦やった内容は以上。4時間ちょっとの手術でカテーテルアブレーション治療として、今できることはすべてやった。
⑧しばらくは薬を服用しながら脈を安定させていく方針で外来にて様子をみていく。

先生には感謝の言葉を伝えた。
正しい脈が長く続けば続くほど心房細動は再発しにくくなるという。
パンツのゴムのように一旦伸び切った心筋でも、正しい脈を保つことにより時間をかけて固くしまっていくのだそうだ。
自分の心臓もそうなることを願う。
鼠径部傷口の抜糸、消毒をしてくれて、シャワーを浴びた。
その後、夕方から脈が100回/分以上の頻脈となり、37.5℃と微熱が出たが、一晩寝て起きると脈が安定し、熱も下がっていた。

朝8時過ぎに主治医がきて改めて説明を受ける。
昨夜10時過ぎに頻脈の症状を確認したが、術後に脈が不安定になることはよくあることで、大きな心配はないという。
それを聞いて安心した。
それにしてもこの先生、朝から晩まで病院にいるようだし、どれだけ忙しいのだろう。

「夜勤が新人医師だったため、心配だからって昨日は病院に泊まっていたようですよ」
看護師があとからこっそり教えてくれた。
医療現場の労働環境は過酷だ。

予定どおりに退院することができて、自宅に戻った。
会計の明細書を改めてみると、総医療費は2,111,830円と記載されていた。
実際に自分が支払ったのはこの20分の1だ。
こんなに使ってごめんなさい。



帰るとミントが待っててくれた。
やっぱり家はいいなあ。

職場にも迷惑をかけました。
土日でしっかり静養し、来週からバリバリ頑張ります。

【過去の記事】
カテーテルアブレーション 2018.04.06
入院 2018.05.09
手術当日の記録 2018.05.10
不整脈再発 2018.05.21
心房細動が治った 2018.07.27
不整脈再発 2018.12.10






不整脈再発

2018-12-10 04:58:21 | 心房細動/アブレーション
5月9日ににアブレーション手術を受けたが、退院後間もなく心房細動が出現した。
内服薬による改善がみられないため、7月26日「電気的除細動」いわゆる電気ショックを行った。
電気ショックにより脈が戻ってからは、経過は順調だった。
しかし、4ヶ月と10日が経った12月7日、不整脈が再現した。
12月7日未明、ベッドの上で目が覚めた。
胸に違和感を感じ、脈をとるとリズムが一定していない。
前日の定期検診で異常なしと主治医に言われ、気が緩んで深酒したことが影響しているのだろうか。
ショックは大きいが、なってしまったものは仕方ない。
けせらせら~。
まずは、主治医に相談してみよう。






心房細動が治った

2018-07-27 05:38:41 | 心房細動/アブレーション
5月にアブレーション手術を受けたが、退院後間もなく心房細動が出現した。
内服薬等の使用をしてきたが改善しないため、7月26日「電気的除細動」いわゆる電気ショックを行った。

主治医による指示のもと、経食道エコーにより心臓内に血栓ができていないことを確認後、ルートを確保した左手から麻酔鎮静薬を投与され、救急治療室に移動していよいよ電気ショックだ。
ベッドに寝かされ救急治療室まで運ばれたところまでは朧気ながらも意識はあったが、電気ショックを受けた瞬間は、眠っていたため記憶がない。
気づいたらベッドの上に寝かされ、時間は約1時半ほど経過していた。
脈は?
左手首におそるおそる右手をあてて確認する。

「トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン」

直ってるー

嬉しさが込み上げてきた。

治療費17,590円、薬代6,260円を支払い帰宅。
診療明細を見ると、カウンターショック3500点、経食道エコー超音波検査1500点など、合わせて5863点。
相変わらず、するよねー。


一晩明けて、起きがけ真っ先に脈を確認。

「トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン、トン」

よし。

心房細動が再発した場合には、再手術の日程を可及的速やかに組んでくれると主治医から言われている。

とにかく今は、このまま正常な脈であることを祈るばかりだ。













不整脈再発

2018-05-21 22:04:13 | 心房細動/アブレーション
調子が悪いと思っていたら、やっぱりか。
今日心電図をとって不整脈が再発していることを確認した
しょぼん。

あれこれ言っても仕方ない。
6月のビッグイベントが終わって一段落したら2回目のアブレーションを受けよう。
プラス思考で前向きにいきますよ


不整脈の治療 カテーテルアブレーション|東京ハートリズムクリニック
持続性心房細動の成績
先にも述べましたが、持続性、慢性心房細動のメカニズムは2つ有ります。
心房細動起源と心房細動基質です。
心房細動起源は、高用量イソプロテレノール負荷で探索し、焼灼することが可能です。しかし、心房細動基質に対する治療方法は、今のところ確立したものがありません。
持続性、慢性心房細動に対しても、発作性心房細動同様、心房細動起源を一つ一つ探して焼灼する治療を行うと、持続期間が1年未満の持続性心房細動に対するアブレーションの治療成績は、1回の治療で1年後に洞調律が維持されていたのは80%、3年後では60%でした。
再発した患者さんには再度アブレーションを行うことにより、洞調律が維持されるのは、最終アブレーションから1年後で90%、3年後で80%です。
ただし慢性心房細動の場合では、治療成績は悪くなります。
持続期間が1〜30年(多くは10年以内)の慢性心房細動の場合、洞調律が維持されていた人は、1回の治療で1年後に60%、3年後では50%を切ってしまいます。
しかし、それでも複数回治療を行うと、それぞれ80%、70%まで上昇します。







手術当日の記録

2018-05-10 09:37:15 | 心房細動/アブレーション
平成30年5月9日、手術当日。
前日は、図書館から借りた松本清張を読み終え、ぐっすりと眠ることができた。
起床6時。
6時になると同時に病室の電気が点灯した。
病院生活は規則正しいのだな。
程なくして看護師による検温、血圧測定。
体温は36.1℃、血圧120-90。
朝食は抜き。
担当医の指示により抗凝固薬のプラザキサは飲まず、ペプリコールのみ服用。
歯を磨き、顔を洗って、髭を剃った。
オペ開始予定時刻は11時だから十分に時間はある。
9時すぎ、カテーテルを挿入する鼠径部を術後固定するためのテーピングをはがすときに痛いからと、看護師に大腿部も剃毛したほうがよいと勧められる。
例によってシェイバーを借りてシャワー室に向かい自分自身で処置する。
前日のうちに左手に点滴針を装着しておいたが、左手にある他の血管はすべて細いらしく計4回刺すも断念。新人さんが右手から新たにルート確保。3種類の点滴薬が両手からつながれた。
自分のオペ順はその日2人目。
一人目のオペが押したようで11時45分から開始となる旨を11時すぎに伝えられる。
前貼りを貼ってもらいメガネを外し、部屋着を前後逆に着て、車椅子に乗せられ点滴スタンドとともに1階の手術室に向かう。
エレベーター内の鏡に自分の姿が映り緊張が高まってきた。
1階廊下のすぐ隣にある手術室に入ると、医療機器やらモニターやらが雑然と所狭しと並んでいる。
なんかテレビで見たことあるな。
担当する看護師だと自己紹介をしてくれたが名前は覚えていない。
テキパキとしていて優秀な精鋭なのだろうなと感じた。
中央にある手術台に乗ると、3人がかりで背中や胸やおでこにいくつもテープを張ったり、手足をバンドで固定されたりする。
いよいよなのだなと思った。
担当医が入ってきて名前を呼ばれる。
緊張はこのときがマックスだった。

「大丈夫ですよ。緊張しないでください。あと5分もすれば意識はありませんから」

自分はその言葉に対し少しでも笑顔をつくり、返すことができていただろうか。
緊張のせいか、それすら覚えていない。


気がつくと、病室のベッドの上に寝かされていた。
オペ室からストレッチャーで運ばれた記憶があるようなないような。
時間が経つにつれてだんだん意識が戻ってきた。
術後6時間は安静にとのことだったが、鼠径部の傷口が痛む。
体を動かせず姿勢を変えらないため、腰がだんだんと痛くなってきた。

手首の脈をとると、トントン、トントンと正常になっていた。
なおってる。
10年近くぶりに正常な脈を感じてちょっと感動した。
横になっても今まで感じていた心臓が変に脈打つ違和感がない。
これはもしかすると感覚的にそう感じるだけなのかもしれないが。

9時すぎに担当医がきて手術の経過を丁寧に説明してくれた。
心房細動の起源となる左右の肺静脈の付け根を円周状に焼灼し、電気的に隔離ができたこと。
薬物負荷やカテーテルからの電気刺激による誘発により、一部上大静脈付近にも心房細動の起源があったため、その部分も焼灼隔離したこと。
相変わらず適確な説明だなあ。
この病院だけで心臓手術の症例数は年間何百件とあるのだから、先生が稼ぎ出す診療報酬は億単位だろう。
そして、こんな時間まで仕事をしてるなんて、ドクターって本当に忙しいのだなあ。
改めて尊敬。


自分
「先生、可能であればなのですが。実は一つお願いがあるのですが」

先生
「はい、なんでしょう」

恐る恐る自分
「造影剤を入れて撮ったCTの心臓画像。あれがあまりにリアルで感動したものですから、今回の手術の記念に写メ撮らせてもらえないでしょうか。いや、無理なら結構なのですが」

先生
「分かりました。いいでしょう。では画像データをCDに焼いてお渡ししますよ」

マジっすか


10時消灯後、手首や足の甲の脈を何度も確かめてニヤついてしまった。

もっと早くやっていれば良かったな。







今朝の朝食。
ご飯は半分残した。


入院

2018-05-09 06:41:48 | 心房細動/アブレーション
昨日午前中に病院入り。
入院するのって、この歳になっておそらく初めてだ。
担当の看護師さんは今年卒業したばかりの新卒で指導する先輩看護師が常時横についている。
たどたどしい説明だけど、みんな最初はそんなものですよ。
高校時代はラグビー部のマネージャーをしていたという。
へえー、じゃあ◯◯先生のとこだね、と話しが盛り上がった。
手術前日の準備のため、採血やら点滴用針の装着やら。
気恥ずかしいので剃毛はシャワー室にて自分で行い、出来栄えをチェックしてもらった。
剃りが甘いと結局ちょっとやってもらう
心臓後ろの食道側から血栓がないかなどを確認するための胃カメラ検査は、苦しいのかと思っていたが、喉のスプレー麻酔と静脈麻酔薬により意識が朦朧としているうちになんなく終了。
病室に戻るため、わざわざ車椅子に乗せられ看護師さんに押してもらい恐縮した。



担当医からの説明を受け、同意書にサイン。
きびきびと明確な説明で、素人の自分にもよく分かる。
言うべきことがしっかりと頭の中で整理されていてプロフェッショナルだった。
自分もこうした適確な説明ができるように、頭の中を整理しもっと突き詰めていかなければ、と思った。
周りの経験者に痛いぞと散々脅されてきたため、尿道カテーテル留置は麻酔後に、そう先生にお願いした自分はいい歳こいて情けないやつだ

夜はとなりのおじさんのいびきがすごかったが、耳栓を持っていって正解。
持っていった松本清張を読了し、ぐっすりと眠ることができた。

きれいな病室で、ごはんは運んでくれるし、テレビもあって、PCもつながる。
なんて快適なのだろう。
これが入院初日の感想。

さて本日、いざ本番









カテーテルアブレーション

2018-04-06 05:06:49 | 心房細動/アブレーション
昨日、札幌手稲の病院を受診し、来月にカテーテルアブレーションを受けることが決まった。

心房細動を発症して8年が経過し、今の心臓の状態から考えるとアブレーションを選択するのであれば時期的には限界である。
手術を選択しない治療方針もあるが、個人的には手術を選択することを勧める。

そう担当医師から説明を受けた。

「そうですか、ではお願いします。」

そうと決まれば、話は早い。
最短で手術ができる日を伺い、その日程でオペと入院の予約を済ませ、さらに手術時に心臓の地図がわりとなる画像撮影のため、造影剤によるCTも昨日のうちに終えることができた。



入院のしおりを渡され、あれこれと説明を受ける。
血液をサラサラにする薬と脈を整える薬を入院までの約1か月分処方してもらう。
大量の薬を前にして、自分はおじいちゃんみたいだなと思った。

朝から病院へ行き、最後に会計を済ませたのは17時だった。
病院代17,600円、薬局7,150円なり。
高っ
さらに、手術費用は150万円くらいするらしいから、高額療養費の限度額適用認定証を申請しておかなればいけないな。
医療保険は最低限しか掛けておらず、出費は痛いが背に腹は代えられぬ


18時過ぎに帰宅し、その日初めての食事を簡単に済ませると、気疲れが出たのか、昨日はそのままバタンキューだった。










心房細動

2018-02-17 04:58:23 | 心房細動/アブレーション
つきあい始めてかれこれ10年近くになる。

孤立性心房細動、一般的に不整脈と言われる持病である。
年に1度は見せに来てと主治医に言われていたのを何かと理由をつけて放っていたが、このたび3年ぶりに受診した

撮影したレントゲン写真では心臓は大きくなっていないし、脳卒中発症リスクの評価指標であるCHADS2スコアも依然0で、とりあえずはホッとした。
主治医からは、念のため心エコーで弁の動きや血液の滞留がないかを検査したほうがいいだろうと言われ、来月の検査を予約して帰ってきた。

脳梗塞のリスクは0ではなく、このままだといずれ加齢とともにワルファリンなど抗凝固剤を服用しなければならなくなる。
それ以外の選択とすれば、カテーテルアブレーション治療となるが、現在では術例も多くそれほど難しいものではないという。
小樽ではできないが、札幌の病院で4、5日の入院で済むらしい。

ーー

心房細動がなくなれば、心臓が持っている本来の機能を取り戻せるため、ラグビーなどの運動をこれからも続ける上では当然に望ましい。
ただし、自分の場合は、心房細動が10年近く慢性的に安定して続いていることもあり、1度手術しても元に戻ってしまう可能性が高いらしい。
そうなれば水の泡。
何度も手術を繰り返す人がいるという。(三浦雄一郎氏は4回も)





アブレーションをするかしないか。
どちらが望ましい選択なのかは、考え始めるとキリがない。
まずは、来月の検査だ。











心臓の定期検診

2013-11-07 04:57:28 | 心房細動/アブレーション
昨日は年1回の心臓の検査へ。
3年前に孤立性心房細動と診断されて以来、定期的に受診している。

昨日のレントゲン画像では心胸郭比55-56%と特段正常値域の50%をオーバーはしているものの、元々心臓は大きめで特段肥大傾向は見えないとのこと。
動悸などの自覚症状もなく、脳卒中発症リスクCHA2DS2-VAScスコアは依然0点なので、経口抗凝固薬投与などは行わず、これまでどおり普通の生活をしていてOKとのこと。

朝ランも継続していいですか、、・・・まあ問題ないでしょう。

もし電気ショックをしてみたら治る可能性はありますか、、・・・たぶんまたすぐに戻るでしょうね。普通の生活をする上で現状支障がないのに、わざわざリスクを取るのはいかがなものか。三浦雄一郎氏が3回行っているというアブレーションという方法もありますが、あれもどうかのかな。担当医もやりたいからやってるんでしょうね。


また来年みせてくださいで終了。
ホッ、まずは一安心。

参考:2012の検診




心房細動

2012-11-06 06:29:01 | 心房細動/アブレーション
今朝のランは築港まで40分。
家を出た5:30はまだ真っ暗でした。


昨日は年1回の心臓の定期検診。
ランニングしてもなかなかタイムが上がらないのですが、単に負荷が
軽いだけなのでしょうか。・・・参考までに先生に心房細動との関連について尋ねてみました。

先生曰く、
ランニングをしても心肺機能がなかなか向上しないだろうとのこと。
心肺を鍛えるということは、心臓をなるべくゆっくり動かして体力の消耗を抑えようとすること。
これが心房細動のために適用されず、心臓は心拍数を減らすことができないので
大きくなろうとするだけ。
ただでさえ心胸郭比が53.81%と正常値域の50%をオーバーしているのに、
これ以上大きくなると僧房弁の逆流量が増えるなど心臓にとってはよくないだろうと。
やっぱりそうですか・・・と、ちょっとヘコむ。


ただし、脳卒中発症リスクCHA2DS2-VAScスコアは依然0点なので
現状特に普通の生活をしていてOK。

欧州心臓病学会ESCの心房細動ガイドラインでは、
CHA2DS2-VAScスコア1点で経口抗凝固薬投与を考慮可、
2点以上で経口抗凝固薬の投与推奨とされています。

へー女性っていうだけで1点か。
女性はそれだけ脳卒中の発症リスクが高いんですね。







孤立性心房細動

2010-08-26 19:46:30 | 心房細動/アブレーション
病院で孤立性心房細動と診断されました。
なんとなくものものしい名前。不整脈ってやつですね。


運動してもOK、ビール飲んでもOK、なんだそうです。
一生うまくつきあっていくしかないんですね。

そうですか・・・

ついつい検索しちゃいましたよ。色々。


今後ともよろしくね、僕の心臓