温暖化で雪が少なくなったのかと思いきや、逆に多くなったとは。
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北海道大学の佐藤准教授らの研究で、2021年12月の道内大雪が温暖化により降雪量が10~20%増加したと判明。
機械学習と高解像度シミュレーションを活用し、温暖化の影響を精密に分析。
温暖化で上空の水蒸気量が増え、大雪頻発の可能性を指摘。
研究は温暖化が既に気象に影響を与えていることを証明し、防災分野での活用が期待される。
温暖化によって雪が減った地域も多く存在するはずだ。
降水が雪から雨に変わるから。
長野、新潟など本州方面の地域のほか、ヨーロッパのアルプス山脈や北アメリカのロッキー山脈などのスキーリゾートでも雪不足が深刻だと聞く。
北極圏でも気温の上昇により雨が増え、一部地域で積雪の減少が見られるという。
雪が減ることで、水資源、冬季観光、地域経済など、国内外の多くの分野に影響を及ぼす。
温暖化の進行とともに、さらにこの変化は加速していくのだろう。