小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

15段広告雑感(JT)

2010-11-21 09:01:37 | インポート
今朝の北海道新聞に道新広告局長とJT支社長の対談形式での全面広告が掲載されていた。

要旨(JTの主張)

たばこの増税による社会への影響は重大だ。

価格に占めるたばこ税の割合は、諸外国と比べて日本の税率が低いとはいえない。

たばこは健康に及ぼすリスクなど、さまざまな議論のある商品だが、合法の嗜好品である。
リスクに関する情報を基に、喫煙の是非を自ら判断し、楽しむ権利がある。

需要を減らすために値上げをするというペナルティー的な増税は認められない。

WHOの付属機関である国際がん研究機関(IARC)が出した受動喫煙についての
評価に当たって採用した研究調査報告の大部分は、統計的誤差の範囲で一環した結果になっていない。



これら主張に対して、語尾をにごしながら広告局長

健康ありきも分からないではないが、たばこや酒などの嗜好品を一切絶ち切っていくという話でもない。

ロンドンのパブはみんな禁煙だが、一歩外に出ると店の前は吸殻がたくさん捨てられていた。
施設の全面禁煙がいいのかは疑わしい。


話がちょっとすり替え気味と感じるのは、私の穿った見方か。

クライアントへの気遣いがイタイタしく感じました。
それはそうです。大のお得意様です。

この対談形式の広告はよくあるものですが、今回は微妙に違和感を感じました。


札幌の大通公園のほか全国185の自治体で約835ヵ所の協働喫煙スペースを設置したというJT。
喫煙マナー向上キャンペーンなどTV広告は、いつみても、どれもセンスがあります。(=お金がかかっている)

それにしてもJTはお金持ちだなあ。





あと、約835ヵ所ってどういう意味か気になるな。