小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

マイナスをプラスに変える

2017-12-16 04:46:46 | インポート
部下が担当業務を滞らせていた。
どうしてそうなったのか原因究明は必要だが、まずは遅滞を取り戻し、業務を復旧するのが先決だ。
彼の仕事をアシストし、何とか遅れを取り戻し復旧のめどをつけた。

復旧にめどがついたら、次にすべきは反省点を洗い出すこと。
当初考えていたスケジュールどおりに進まなかったのはどうしてか。
途中突発的に発生した業務は本当に事前に予見できなかったのか。
仕事が手戻りしたのは作業手順が前後したためではないか。
一つ一つの作業にかかる時間の見積もりが粗放でなかったか。
深みにハマる前に周りに相談すべきでなかったか。
部下に問いかけ自分の頭で考えさせる。

自分にも反省すべき点がある。
仕事が遅れていることにどうして気づいてやれなかったか。
兆候やサインは必ずあったはずだ。
細かな気配りがあれば些細な変化を察知できたはずだ。
与えた業務量が多すぎたのかもしれない。
人材育成の観点から適度な負荷をかけることは必要と考えているが度を越してはいけない。
個人の力量を把握し、それに見合った業務を配分しなければならない。
そして最大の問題は、周りに相談できない空気があったかもしれないこと。
職場を明るくして風通しよい雰囲気をつくるのは、自分の十八番だと慢心があった。
自分の忙しさを嘆じ、それに感けて部下への目配りが疎かになっていたのだ。


誰にだって失敗はあるさ。
大切なことは同じ轍を踏まないために失敗を次に生かすことなんだ。
失敗は成功のもとと言うだろう。
失敗から学び、経験値アップの機会だと捉える。
そうすればマイナスをプラスに変えることができるんだよ。

彼を慰め勇気づけようと発した言葉は、そっくり自分自身に突き刺さっていた。