昨日は、AbemaTVで将棋の朝日杯を観戦。
藤井聡太二冠の差し回しにしびれた。
準決勝の渡辺三冠戦、決勝の三浦九段戦、どちらも藤井二冠の大逆転勝利だった。
渡辺三冠戦ではAIの評価値99対1を最終盤で逆転。
三浦九段戦でもお互いの玉が大接近する難解な最終盤を正確な読みで制した。
並みいる強豪を倒し、18歳の若者が優勝賞金750万円をさらってしまった。
感想戦ではトップ棋士たちの読みの深さを垣間見ることができた。
こう指したらどうだったかと、お互いに符号で伝え合い、頭の中の将棋盤を動かす。
そのスピードたるや。
これぞトッププロのなせる芸だ。
自分が不利とみるや、相手の指し手の選択肢が多くなるように局面をより複雑なほうへと誘導し、ミスを誘う藤井二冠の勝負術はさすが。
解説の広瀬九段もその点に一番感心していた。
広瀬九段は、渡辺三冠に負けず劣らず解説が分かりやすい。
手が広く見えて、詰みの有無も即断する。
その明快さは他のプロ棋士と比べても1ランク上、さすがA級棋士である。
自分の中の解説が上手い棋士ベスト3をあげる。
1位 渡辺三冠
2位 広瀬九段
3位 豊川七段
3位豊川七段 …(爆)www
これは好みの問題である。
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藤井聡太二冠AI評価値1対99覆し朝日杯V「2局とも苦戦した」