図書館で借りた本
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図書館に行くと、報道があったその日に谷川俊太郎を特集し、著作が並べられていた。
こういうスピード感って、大事だなあ。
「人の孤独は〈人間社会内孤独〉と〈自然宇宙内孤独〉が、意識するしないにかかわらず、ダイナミックに重なり合っていると私は考えているので、友達や家族のなかでに生きる〈ぼく〉が【自分を含めた自然に生き、ひいては限りない宇宙の中でも生きているのだ】ということを絵本の中で暗示したいのです」
深い。
深く、深く、どこまでも深く、突き詰めて考えることによって、見えてくる真実や本当の自分があることを教えてくれた。
chatGPTの評論は的を射ている。
谷川俊太郎の詩は、シンプルな言葉の背後に広がる深い感情が特徴であり、人の心に訴える力を持つ。
彼の作品では、具体的な情景や感覚が詩的イメージとして鮮明に描かれ、それが読者の記憶や感性を呼び覚ます。
例えば、風景や日常の出来事が巧みに描かれることで、普遍的なテーマである生と死、時間の流れ、自己の存在といった問いが浮かび上がる。
谷川の詩はまた、読む人の解釈に自由な空間を提供する。
その言葉は過剰に説明的ではなく、むしろ余白が多い。
この余白が、読者に自分自身の経験や思いを重ねる余地を与え、詩に個別の意味を付加させる。
この構造は、詩を単なる詩人の言葉としてではなく、読者の内面で生きるものに変える。
こうした読者参加型の詩の構造は、谷川作品の魅力を際立たせている。
彼の詩は、日常の中の特別さをすくい上げ、普遍的な人間経験に昇華させる力を持つ。
人の心を震わせる普遍的な美しさを、谷川俊太郎は言葉の中に見事に結晶化している。
「詩で人が心を動かされるのは、言葉の持つ微少な力が繊細に働いているから」
3度の結婚、1日1食、MACを使いこなす。
自由に生きた生涯だったのだろう。