小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
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羽生九段勝利竜王戦挑戦権獲得タイトル通算100期へ向け2年ぶりタイトル戦舞台へ

2020-09-20 07:20:55 | 将棋
竜王戦挑戦者決定戦3番勝負を羽生九段が制した。
第1局を落とし後のない状況から2連勝しての逆転勝利。
第3局はジリジリと優勢を拡大し、最終盤まで危なげない差し回しだった。
中年の星と言われた木村九段よりも3歳年上の羽生九段。
来月から始まる7番勝負は、大台の50歳となって挑む。
正真正銘の中年の星だ。
脂の乗った30歳の豊島竜王は、強敵であることに間違いないが勝機は必ずあるはずだ。
中高年期の将棋ファン全てがタイトル通算100期の偉業達成を待ち望んでいる。

第33期竜王戦七番勝負日程(豊島竜王VS羽生九段)
<第1局> 10月9、10日(金、土) 東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」
<第2局> 10月22、23日(木、金) 愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」
<第3局> 11月7、8日(土、日) 京都府京都市「仁和寺」
<第4局> 11月12、13日(木、金) 福島県福島市「吉川屋」
<第5局> 11月26、27日(木、金) 鹿児島県指宿市「指宿白水館」
<第6局> 12月5、6日(土、日) 神奈川県箱根町「ホテル花月園」
<第7局> 12月16、17日(水、木) 山形県天童市「ほほえみの宿 滝の湯」

gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/dailysports/trend/20200919157





将棋の羽生善治九段(49)が19日、東京・将棋会館で指された第33期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第3局で、丸山忠久九段(50)に99手で勝利。対戦成績を2勝1敗とし、豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得した。羽生九段はこれまで、歴代最多のタイトル通算99期を獲得しており、10月9、10日から始まる七番勝負に勝利すれば、前人未踏のタイトル通算100期獲得という偉業を達成する。

 羽生九段は8月17日に行われた三番勝負の第1局を落としたが、同25日の第2局を制して今局を迎えた。振り駒で先手となり、戦型は丸山九段が最も得意とする一手損角換わりに。序盤はゆっくりした流れで互角の展開だったが、丸山九段が放った遠見の角が疑問手とみられ、形勢は羽生九段に傾いた。

 夕食休憩後は、羽生九段が鋭い攻めの手を連発して優位を拡大。最後は大差で押し切った。終局後は淡々とした口調で「序盤から見通しの立たない将棋と思って指していた。形勢判断が付きかねる状態だった」と回顧。第1局を落とした後の心境を「一手ずつ丁寧に指していこうと思っていました」と明かした。

 豊島竜王との七番勝負は、タイトル100期をかけた歴史的大一番。「そういう舞台で指せるということは非常にありがたいことだと思って、充実させて開幕を迎えたいと思っています。まだ終わったばかりなので何も考えてないのですが、これからしっかりといろんなコンディションを整えて」と変わらぬ口調で話した。

 羽生九段は1985年12月、史上3人目の中学生棋士としてプロ入り。86年1月にデビュー戦を迎えた。89年の第2期竜王戦で島朗竜王(57)を破って初タイトルを獲得。以降はタイトル戦の常連となり、96年2月には史上初の七冠独占を達成した。

 2017年には永世七冠を達成し、将棋界初の国民栄誉賞を受賞。だが、100期に王手を掛けて迎えた18年に竜王、棋聖を失冠し、27年ぶりの無冠に。19年はタイトル挑戦権獲得がならず、初挑戦となった89年以来、30年続けたタイトル戦出場記録が途切れていた。


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