小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

女性の職場問題

2025-03-11 05:41:58 | 雑感
先日の北海道新聞の記事から
 


北海道内企業における女性の平均賃金が男性に比べて79%と2割以上少なく、女性役員・管理職の割合が男性の15%に留まる現状が指摘されています。 女性の登用や職場配置には依然として偏見が残っており、育児や介護と仕事の両立が困難な環境も課題として挙げられています。
一方、多様な人材の活用が生産性向上に寄与するとの認識が広がりつつあり、柔軟な働き方や女性の活躍を推進する企業も増加しています。
記事では、女性支援に取り組む個人や企業の事例を紹介し、ジェンダー平等の実現に向けた取り組みの必要性を訴えています。
 
 
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多様な人材を活用することが生産性向上に寄与するという考えに賛同したい。

 

若いころ、職場で一緒に働いたある女性の姿が、今でも印象に残っている。
彼女は仕事を効率的に進め、常に定時で退社していた。
子どもの保育園の送迎や夕食の準備といった家庭での役割を果たすためだ。
ある日、彼女がふと漏らした言葉が忘れられない。

「男の人はいいよね、遅くまで仕事ができるんだから」

当時は、性別による役割分担が当たり前とされ、長時間労働を前提とした職場文化が根強く残っていた時代だった。
そのような環境の中で、限られた時間の中で成果を出し、懸命に家庭と仕事の両立を図ろうとする彼女の姿に胸を打たれた。
そして、多様な働き方を受け入れ、それを活かすことこそが組織の生産性向上につながると確信した。

同様の苦労や葛藤を抱えながらも、その努力が報われなかった女性たちは数多く存在したに違いない。
現在の社会は、そうした人々の努力と犠牲の上に成り立っているとも言えるのだろう。
だからこそ、彼女たちの思いを無駄にしてはならない。
私たち現代社会に生きる者には、多様な人材が活躍できる環境をさらに前進させる責務がある。
それは、未来に向けてより良い社会を築くための重要な使命でもある。

 

 


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