夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

源内焼その6 三彩分銅花草紋六角皿 

2011-01-27 06:51:43 | 陶磁器
源内焼 花草紋六角皿 
合箱入 法幅180*高さ25

さて陶磁器の器の名称を考えてみてみましょう。
陶磁器全体では名前があまりにも広いので、源内焼に絞って考えたいと思います。

源内焼 その1 緑釉陽刻楼閣山水文大皿 源内焼

私が初めて購入した源内焼で、同じ型で釉薬が違うものが五島美術館で開催された「源内焼の展示会に出品され、本にも掲載されています。その名称は作品番号15「黄釉山水図大皿」( 江戸時代18世紀後半~19世紀中ごろ)と題されています。
それに倣って本作品(源内焼 その1)の名称をつけると「緑釉山水図大皿」となります。でもちょっと色気がない気がします。
私なら「緑釉陽刻楼閣山水紋大皿」とします。



源内焼 その2 鳳凰文様輪花皿 源内焼




本作品も同様に五島美術館発刊「源内焼」に掲載され、「三彩桐鳳凰文皿」(五島美術館発刊「源内焼 作品番号37」参考 江戸時代18世紀後半~19世紀中ごろ)と題されています。

私なら、「三彩桐鳳凰文輪花皿」と題します。

源内焼 その3 陽刻唐獅子紋様四方皿 源内焼 






本作品とは少し型が違いますが、ほぼ同一の作品が、同様に五島美術館発刊「源内焼」に掲載され、「三彩獅子香炉文脚付角鉢」(五島美術館発刊「源内焼 作品番号83」参考 江戸時代18世紀後半~19世紀中ごろ)と題されています。


本作品は「緑釉唐獅子香炉文四角鉢 銘「民」」と題します。鉢は源内焼の分類上必要な表現でありますが、この程度の深さを鉢と称するのは少し抵抗があります。

ところで源内焼の底に銘があるのは珍重されますが、源内の号?「柳渓」の印のある作品を源内本人とか江戸期の作とすぐに思われる御仁がおられますが、殆どが明治時代の作品です。 



源内焼 その4 黄釉陽刻楼閣山水文様輪花皿 源内焼



本作品とほぼ同一の作品は、残念ながら五島美術館発刊「源内焼」に掲載されていません。私は「黄釉楼閣山水文様輪花皿」としました。



器の名称を考えながら、投稿した源内焼を復習してみました。図録を見ながら購入した訳ではありません。

後日、調べたいと思って購入した図録にたまたま同じような紋様の源内焼が掲載されており、名称が参考になった訳です。

ここ数ヶ月で「源内焼」をほんの少し勉強しました。面白いです。

自分で勝手に題してみてから、図録を見ると勉強になりました。美術館でも名称を見る前に自分で題してみながら鑑賞していくと美術観での楽しみが倍層します。

さて、本日投稿の作品にはなんて題しましょうか?










本には全く掲載されていません。「三彩ーーー六角皿」は問題ないとして、中央の紋様は宝文様の分銅?、周りは草花文様で「三彩分銅花草文様六角皿」にしてみました。「草」は要らないかもしれません。




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