
ずいぶん前に購入した作品です。
箱書きに欲が出て購入したもので、今なら箱書きに胡麻化されることはないのですが、恥をしのんで投稿します。
古備前徳利
伝金重陶陽識箱二重箱 高さ176cm*最大径97*径40

口元ソゲ、底にぐるりと窯割的なものが見えます他、傷は特に見当たりません。

まるで石のように堅く焼き締められている、長めの徳利です。

赤に黒の窯変が入り、コントラストが力強いです。表面には、白く小さな粒が点々と表れ、華やかです。手触りもすべすべして、気持ち良いくらいです。

胴下部に窯印がありますが詳細は不明ですが、作品そのものは一輪挿しなどに使って楽しめそうです。

金重陶陽による箱書きがあります。


箱書きをもっともらしく繕っている作品は、それなりに注意を要します。

本物の箱書きと比較してみます。一致とはいえません。このような本物が手元のあって比較するとよく解りますが、この箱書きは信用できません。
陶磁器でも掛け軸でももっともらしい鑑定書きなどがあるものは却って要注意です。
贋作を高く売ろうとする欲の現れです。
贋作を掴まないためには贋作を勉強する必要があるようです。
箱書きに欲が出て購入したもので、今なら箱書きに胡麻化されることはないのですが、恥をしのんで投稿します。
古備前徳利
伝金重陶陽識箱二重箱 高さ176cm*最大径97*径40

口元ソゲ、底にぐるりと窯割的なものが見えます他、傷は特に見当たりません。

まるで石のように堅く焼き締められている、長めの徳利です。

赤に黒の窯変が入り、コントラストが力強いです。表面には、白く小さな粒が点々と表れ、華やかです。手触りもすべすべして、気持ち良いくらいです。

胴下部に窯印がありますが詳細は不明ですが、作品そのものは一輪挿しなどに使って楽しめそうです。

金重陶陽による箱書きがあります。


箱書きをもっともらしく繕っている作品は、それなりに注意を要します。




本物の箱書きと比較してみます。一致とはいえません。このような本物が手元のあって比較するとよく解りますが、この箱書きは信用できません。
陶磁器でも掛け軸でももっともらしい鑑定書きなどがあるものは却って要注意です。
贋作を高く売ろうとする欲の現れです。
贋作を掴まないためには贋作を勉強する必要があるようです。